『第3回 梅屋敷ブックフェスタ』で購入した本
『第3回 梅屋敷ブックフェスタ』というイベントに行ってまいりました。
独立系書店と出版社が集う本のイベントで、京急梅屋敷駅近くの「仙六屋カフェ」というところで行われていました。
こちらでは、『第3回 梅屋敷ブックフェスタ』で購入した本と、出品されていた本屋さんをご紹介します。
南十字|『本屋の周辺Ⅰ』
「南十字」さんは、神奈川県小田原市の、小田原城の南に店舗を構える本屋さんです。
こちらで購入した本は、松永弾正(著)『本屋の周辺Ⅰ』というZINEです。
松永弾正さんという著者名を見て私は、釘付けになってしまいました。
恐らくペンネームだと思うのですが、松永弾正とは、悪名高き戦国武将、松永久秀のことです。
松永久秀は、あの織田信長に二度も謀反を企てた強者です。
そんなことはどうでもよくて、『本の周辺Ⅰ』は、全国各地の書店を巡り、その書店で買った本を紹介されているZINE(ジン)です。
ZINE(ジン)とは
ここでZINE(ジン)について少し説明しておきます。
はっきりとした定義は無いようですが、いわゆる同人誌のようなもので、基本的には大手出版会社による商業出版ではなく、自費出版の雑誌のようなものです。
インターネットで、誰でも気軽に配信できる世の中ですが、あえて紙の媒体をイベントなどを通して手売りするところに魅力があります。
NIR IDENTITY &BOOK|『拝啓、読書家様』
こちらは本屋さんではなく、読書用バッグを販売されていました。
「ブックショルダー」と行って、読書をすることに特化した、ユニークなショルダーバッグです。
ショルダーバッグの横に『拝啓、読書家様』というZINEが置かれていました。
手に取って読んでみると、とても読みやすい文章で本の紹介などがされていたので、気に入って購入しました。
本や読書にまつわる、手紙をイメージして配信された文章を、抜粋されて作られたZINEです。
小鳥書房|『さみしい夜にはペンを持て』
小鳥書房さんは、東京都国立市八保というところにある本屋さんです。
中央線沿いには、このような独立系書店がたくさんあります。
こちらで購入した本は、古賀史健(著)『さみしい夜にはペンを持て』という本です。
少しパラパラと捲って読んでみましたが、小学生高学年から中学生向けの本というイメージです。もちろん大人が読んでも、わかりやすくていいと思います。
人間関係というのは、子供の頃から既に複雑なものです。
この本を読めば、心が柔らかくなるような気がします。
独立系書店へ行こう!
『梅屋敷ブックフェスタ』のようなイベントでは、大型書店やチェーン店の書店では出会うことができないような本と巡り合えます。
独立系書店は、売れる本ではなく、店主さんが選び抜いた売りたい本を売っています。
ネット販売や電子書籍も普及していますが、わざわざ電車に乗って行く価値はあるのが、独立系書店です。
最近は私も、あまり本屋さん巡りができていないのですが、春になって暖かくなったら、もっと出掛けて行きたいと思っています。