【読書】井原忠政(著)『三河雑兵心得・弓組寄騎仁義』の第四章「鷲ヶ巣砦の奇襲」を読み進める
井原忠政(著)『三河雑兵心得・弓組寄騎仁義』の第四章「鷲ヶ巣砦の奇襲」を、読み進めています。
戦国時代には、槍や弓矢、鉄砲が使えなくても、遠目が効いたり夜目が効くということで、活躍した人物がいました。小説の中の話ではありますが、多分、本当にいたのではないかと思います。
双眼鏡なんてない時代の戦さです。ましてや、人工衛星やGPSなんて存在していません。
戦国時代にも視力の弱い人はいたはず
文部科学省の令和4年度学校保健師統計によると、裸眼視力1.0未満の者の割合は、高等学校で7割となっています。
戦国時代でも、視力の弱い人はいたと思うのです。今だからこそ、メガネもあればコンタクトレンズもありますが、戦国時代の人たちは、どのように生活をしていたのでしょうか。
ジョン万次郎は遠目が効いた
江戸時代末期に、土佐から漁に出て遭難し、アメリカの捕鯨船に助けられたジョン万次郎は、遠目が効きました。
遠くにいる鯨を、他の船に乗っている誰よりも早く見つけることができたので、とても重宝されました。
そのこともあって万次郎は、船長のホイットフィールドに気に入られたのです。
遠目が効くということが、万次郎の運命を、大きく変えました。
坂本龍馬は本当に近視だった?
坂本龍馬は近眼だったと聞いたことがあります。少し検索してみましたが、正確なことはよく分かりませんでした。
坂本龍馬については、いろんなドラマや小説に登場するので、何処までが本当に資料に残っている史実で、何処からがフィクションなのか、よく分からなくなっています。多少、視力は弱かったのかもしれませんが、ど近眼というほどではなかったはずです。
今の時代に生まれて良かった
私は、小学生の時からメガネにお世話になっています。中学生生の頃には、0.1以下になっていました。今は、老眼も進んできて大変です。
それでも、遠近両用眼鏡という便利なものを使わしていただいているおかげで、毎日の生活は快適です。
もし、戦国時代に生まれていたらと思うとゾッとします。現代の時代に生まれてきて、本当に良かったと思います。
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