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『虎の血-阪神タイガース、謎の老人監督』(村瀬秀信著)第5章「消えた老人を追って」を読み進める。

村瀬秀信(著)『虎の血-阪神タイガース、謎の老人監督』を読み進めています。
いよいよ本題となる、第5章「消えた老人を追って」に突入です。

1955年のペナントレース開幕から33試合、タイガースの指揮をとっただけで「痔瘻の悪化」という理由で休養に入り、二度と帰ってくることがなかった岸一郎監督。
その後の消息についての記録が、ほとんど残っていないのです。

70年も前の話で、わずか2ヶ月間といえども、人気プロ野球球団の監督を務めた人物のその後の記録がないというのは、信じられない事実です。

著者の村瀬秀信さんは、岸一郎監督のその後の人生を探るために、出身地である福井県敦賀市を訪れます。
驚くべきことに、敦賀市で聞き込みを行なっても、岸一郎というタイガースの監督の存在すら知られていないのでした。

なかなか手掛かりを掴むことができない中で、岸一郎監督の甥に当たる、
妹の息子さんに会うことができます。
その方も、すでに90歳となられています。

読んでいて、大阪の朝日放送テレビの人気番組『探偵!ナイトスクープ』を思い出し、なんだかワクワクしてきました。

さて、人気プロ野球球団の監督を務めた岸一郎監督が、その後どのような人生を歩んだのでしょうか。
その謎が解き明かされるのでしょうか。

一気読みしたいところですが、最近、本を読む時間があまりなく、細切れでしかページが進みません。
この際なので、じっくりと味わっていきたいと思っています。




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