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【読書】小川哲(著)『君が手にするはずだった黄金について』を読了|頭が良くて女性にモテる小説家になりたかった

昨日購入した、小川哲(著)『君が手にするはずだった黄金について』を、一気読みで読了しました。
遅読の私にとっては、一気読みは珍しいことです。それだけ、物語りに入り込んでしまいました。
「本屋大賞ノミネート作品にハズレなし」の連続記録を、更新です。
読み終わっての感想は、「頭が良くて女性にモテる小説家になりたかった」ということです。

本当に頭のいい人は、自分よりも頭のいい人を妬んだり、自分よりも頭の悪い人を見つけて見下したりしないものです。
頭の悪い人はその逆の思考で行動します。更に話を盛ったりして、挙句には嘘をついてしまいます。
殆どの人は、後者ではないでしょうか。
ご多分に漏れず、私も後者の人間です。

頭が良くて、女性にモテる小説家には憧れます。
しかし、小説家になるには、なんといっても才能が必要です。勉強や努力だけで、小説家になれるものではありません。
頭が悪いのは今更どうにもならないことですが、勉強と努力で多少はカバーできそうな気がします。
今更女性にモテたいという欲求は、ほとんどありません。ほとんどないということは、少しはあります。でも、そんなに執着はしません。少なくともキモいとか言われて、嫌われないようにしたいとは思っています。

頭が良くて女性にモテる小説家にはなれないにしても、なにか文章を書く仕事には憧れています。
還暦を前にして、webライターを目指して、絶賛勉強中なのです。
苦戦は強いられていますが、なんとかできるのではないかと、自信が出てきたところです。
この物語りを読んで、俄然やる気が漲ってきています。

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