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【2025年1月の読書記録】シリーズ作品の魅力
2025年が始まって、早くも1ヶ月が経ちました。
お正月休みには、本を読む時間がたくさんあったのですが、仕事が始まると急激に読書ペースが落ちてしまいましい、結果、1月に読了した本は5冊となりました。
2025年1月に読了した本
2025年1月に読了した本、5冊の内訳は、歴史解説書が1冊、新書が1冊、小説が3冊になります。
振り返ってみると5冊のうち、シリーズ作品が3冊でした。
シリーズ作品は、読み始めるとコンプリートしたくなるという心理が働きます。
私は普段、完璧主義ではありませんが、本についてはその傾向が強くなるようです。
これも、読書の魅力のひとつだと感じています。
上念司著『経済で読み解く日本史(室町・戦国時代)』
本書は『経済で読み解く日本史』シリーズ全5巻の第1巻。
このシリーズは時代順に「室町・戦国時代」「安土桃山時代」「江戸時代」「明治時代」「大正・昭和時代」と時代順に刊行されています。
次の「安土桃山時代」は、まだ購入していませんが、今後の楽しみです。
三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」を受賞した、いま話題の本。
読書の歴史を、明治時代まで遡って詳しく解説されている新書です。
時代による本の流行の移り変わりとその背景を、深く理解できます。
電子書籍やオーディオブックなどが普及し、本の読み方も急激に変化している時代において、この先本の読み方や流行がどのよう変わっていくのか、楽しみになる1冊です。
瀬尾まいこ著『夜明けのすべて』
PMS(月経前症候群)に悩む女性と、パニック障害と向き合う男性が同じ職場で働き、お互い助け合ってその障害を乗り越えていくという物語。
コントロールできない感情や心の不調に対して、理解をしてくれる人がそばにいてくれることは心強いものです。
人は、誰かを助けることによって、幸福度が高まると言われています。
本作を読めば、そのことが実感できるでしょう。
井原忠政著『三河雑兵心(11) 百人組頭仁義』
『三河雑兵心得』シリーズの11巻目。
このシリーズは現在、15巻目『関ヶ原仁義』(2024年12月11日発売)まで発売されています。
現在私は、12巻の『小田原仁義』を、コンプリート目指して読み進めているところです。
青木裕子著『これは経費で落ちません!(経理部の森若さん)・12』
『これは経費で落ちません!』シリーズの12巻。
こちらは現在のところ、コンプリートしているシリーズです。
普段、営業職をしている私にとって、
このシリーズを読むことは、バックオフィスの具体的な仕事を学ぶ良い機会になっています。
小説はエンタメとして楽しめるだけでなく、仕事にも役立つ多くの学びを与えてくれます。
現在の「積読本」
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現在の「積読本」は画像の通り11冊。
標高は24センチメートルになります。
『積読こそが完全な読書術』なので、こんなに嬉しいことはありません。
これからもシリーズ作品を含めて、読書を楽しんでいきたいと思っています。
そして、読んでいる本について発信を続けていきます。