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『謎の香りはパン屋から』|第二章:夢見るフランスパン

土屋うさぎ著『謎の香りはパン屋から』を読み進めています。
現在、第二章『夢見るフランスパン』を読み終えました。

本作は、全体で五章で構成されており、それぞれの章で美味しそうなパンの種類が登場します。
第一章はクロワッサンが登場し、第二章に登場するのはフランスパンです。

フランスパンと聞くと、あの細長くて表面の硬いパンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

日本で一般にフランスパンと呼ばれているのは、実は「バゲットという種類のパンです。
バゲットはフランス語で「杖」や「棒」を意味し、フランス発祥の伝統的なハード系のパンの一種です。

「クラシル」 バゲットとは?フランスパンとの違いや種類について解説!


バゲットの表面には、独特の斜めに入った模様がついています。
この模様を「クープ(coupe)」と言います。
クープはフランス語で「切り取られた」という意味です。

クープは、パンを焼く前の柔らかい生地の状態のときに、専用の小さなナイフで切れ目を入れます

クープを入れるのは、パンの生地を膨らませ、火の通りを良くする理由があります。
また、見た目をよくする役割もあります。

「cotta」 クープとは?パンにクープを入れる意味

第二章『夢見るフランスパン』では、このクープに謎が隠されています。
さて、どんな謎が隠されているのか、ぜひ読んで楽しんでいただきたい作品です。

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