和田秀樹著『60歳からは、「これ」しかやらない』を読了した。｜人生は不安との戦い
和田秀樹著『60歳からは、「これ」しかやらない』という本を読了しました。
来年(2025年)3月で60歳になる私にとって、とても気持ちを楽にしてもらい、そして勇気をもらえる1冊でした。
私は、35年間お世話になった会社を定年退職することになります。
正直なところ、心境は複雑です。
50代になった頃から、定年のことを意識はしていましたが、いざその日が近づいてくると、「ついにこの時が来たか」という思いが強くなります。
仕事やお金、それから健康のことなど、さまざまな不安が頭をよぎります。
しかし、これまでの人生を振り返ってみると、常に悩みはありました。
年齢を重ねるごとに悩みの種類や質は変わっても、根底にあるのは「将来に対する不安」だったように思います。
泣いても笑っても60歳はやってきます。
とにかくここまできたら、全てのことを楽しむ姿勢で向き合っていきたいと思っています。
不安に思う気持ちさえも、少し距離をとって客観的に見つめれば、きっと楽しめるはずです。
また、解決策も見つかりはずです。
今まで経験したことの無いような、新たな発見があるのかもしれません。
新しい人との出会い、そして新しい本との出会いを通して、これからの人生に期待を膨らませながら、60歳を迎えたいと思います。
本書のサブタイトルにもなっているように「我慢しない生き方」をしていきます。