【読書】横道誠(著)『イスタンブールで青に溺れる』を読み始める。
一時期、『オスマントルコ外伝〜愛と欲望のハレム〜』という、トルコで放映されていたテレビドラマにハマっていました。
その後、塩野七生(著)『コンスタンティノープルの陥落』を読んで、海外旅行に行くなら、絶対にイスタンブールに行きたいと思っていました。
そんなことが、頭の片隅にあった為か、先日、神奈川の本屋さんのイベント「本は港」で、『イスタンブールで青に溺れる』というタイトルの本が目に止まりました。
手にとって、はじめにと目次を見て、少し文章を読むと、面白そうなので、迷わず購入したのでした。
私は、日本国内はいろんな所に行かせてもらっていますが、海外へは殆ど行った事がありません。
1000年以上前の、遣隋使や遣唐使の頃と比べると、考えられないくらい、気軽に海外に行けるようになったというのに、もったいない話です。
行こうと思えばいつでも行ける訳ですが、言葉の壁なんかを考えると、私に取ってはやはり、海外旅行はハードルが高いのです。
著者の横道誠さんは、世界46ヵ国を旅してきた方です。
40歳で発達障害と診断された方でもあり、発達障害の方の特性や気持ちも同時に綴られています。
普段、発達障害の方とお話しをすることはないので、実際のところはよく分かっていなかったのですが、文章を読んでいると、なるほどと思える事がたくさんありました。
旅のエッセイを読むのは、昔から割と好きでした。
特に椎名誠さんのエッセイを、読み続けている時期がありました。
自分では行けない所や、体験出来ない事を文章で読むのは、楽しいものです。
著書の中には、その国や都市に関連する歴史や言語、それに本や音楽、哲学者の事も書かれており、広いジャンルの学びにもなります。
漸く、第一章を読み終えたところです。
既に、付箋を貼りまくっています。
第二章、三章と読み進めるのが楽しみです。
付箋が足りなくなるかも知れなので、買い足しておきたいと思います。