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『リーダーは日本史に学べ』(増田賢作著)|第4章:「情報」を生かした者が勝負を制する|吉田松陰に学ぶ。

増田賢作著『リーダーは日本史に学べ』という本を読み進めています。
読み進める中で、日本史はエンターメントとして楽しめるだけでなく、新たな「学び」を気付かされています。

本書は、経営の4大資源と言われる、「人、モノ、金、情報」に、「目標」と「健康」を加えた6つの経営資源で章立てされています。

現在、第4章の『「情報」を生かした者が勝負を制する』までを、読み終えたところです。
第4章で学ぶ歴史上の人物は、北条政子、豊臣秀吉、徳川吉宗、吉田松陰の4人です。

特に私が感銘を受けた人物は、吉田松陰です。
吉田松陰は、幕末の長州藩出身の思想家・教育運動者であり、倒幕の先駆者として知られています。
吉田松陰はアメリカへの密航を試みたことがきっかけで幽閉され、その後松下村塾で多くの弟子を指導しました。
ここで育った高杉晋作や久坂玄瑞などの弟子たちは、後に明治維新の原動力となり、日本の近代化に大きく貢献しました。

吉田松陰は、「勉強することは社会貢献のため」という意識を持ち、幽閉されている間も学び続けました。
自分自身に学ぼうという気持ちがあれば、どんなところでも学ぶ場所になるという考えを持っていました。

私自身、学生時代から学ぶということが嫌いでした。
社会人になっても、できるだけ楽をして生きていこうと考えていたため、学ぶという習慣はありませんでした。
しかし、50歳を過ぎたあたりから、これではいけないと思って学びはじめ、勉強することの楽しさを知りました。

遅すぎると思われるかもしれませんが、吉田松蔭の教えのように、学ぶことに場所が関係なければ、学び始める時期も関係ないはずです。
これからも、学びたいと思った時に学び、「学び続けるクセ」を習慣にしたいと考えています。
そして、学んだことを発信し、インプットだけでなくアウトプットする機会も増やしていきたいと思っています。

見出し画像出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」

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