問題ってなんだ(5)問題意識の高い人の習慣
前回、問題、課題について
■問題はネガティブ(否定的)/何か足りない、出来ていない/「問」われている状態 ■課題はポジティブ(肯定的)/これからすべき、向かうべき/「課」せられている状態
とお話ししましたが、問題の認識についてご紹介したいと思います。
同じ事象があっても問題だと感じる(認識する)人とそうでない人がいます。
例えば、
我々の部署の売上は予算を達成しているから→問題ない
我々の部署は売上は予算を達成しているが→問題ある
のような場合です。
これはこの学校の生徒同士での話しですが、「問題ある」と答えた生徒に話を聞くと
「それは特需があっただけで、それがなかったら予算に達しなかった」などの答えが返ってきています。
つまり、起こった事象と本来比べているもの(今回でいえば、狙っていた売上)で考えているかどうかになります。結果オーライで考えていないということです。
実際、いろいろ聞くと、これを問題と認識する人とそうでない人に分かれます。
このようなケースに絶対的な正解は一つ挙げるのは難しいですが、認識する人は、いろんな物事に対し、結果オーライでなく、本来比較すべきものと比べていると推測されます。
これを「問題意識」と我々は認識しています。問題意識が高い人は、「比較すべきもの」を常に持ち合わせているという結論になります。
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