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文学フリマ東京38に、お客さん側で行ってきました。

2024年5月19日に開催された、文学フリマ東京(文芸系の同人誌即売会。コミケみたいなもの)にお客さんとして行ってきたよ、という覚え書きです。

文学フリマ(以後、文フリ)東京には、昨年11月にも、お客さん側で行ってまして。その時のことをnoteに書いたら、まだ文フリに行ったことのない方から「お客さん目線のnoteが読めてよかった!」と言っていただけたので、今回も、自分のための覚え書きでありつつも、どこかで誰かの役に立ったらな、と思いながら書いています。

その、前回の行ってきた記はこちら。

さて。
今回の文フリ東京には、今までとは大きく異なる点がありました。
それは、「入場が有料になった」ということ。今までは無料だったのが、1人1,000円に。
ちなみに、文フリ東京、次回からは会場が何と「幕張メッセ」になることが発表されています。つまり、今回が流通センターでの最後の文フリというわけなのです。


1.やっぱり行くかどうか迷った

上のnoteでも書きましたが、最近の文フリ、それはそれは混んでいて。

前回までの激混みに恐れをなしつつ、
・入場有料になったから、混雑も少しは緩和されるかもしれないし
・友達も来る(お客さんで)し
・ほぼ文フリでしか会えない俳句の先輩も出店されるし
というわけで、行くことに。

2.入場チケットの購入手段は?

会場では、チケットと引き換えにリストバンドを受け取って入場とのこと。前売り買ったほうがスムーズだろうな、と思ってはいたものの、買っていませんでした。
というのも、数日前に体調を一度崩していたのと、当日が仕事帰りだったのとで、体力的に自信がなく、行くかどうかを当日午前中に判断することにしていたのです。
1,000円札握りしめて行けばいいんだよね、と思いながら会場へ向かう途中で、こんなtweetを発見します。

eプラスのアプリからデジタル当日券を買えるとのこと。eプラス自体には登録してあったので、そそくさとアプリをダウンロードし、デジタル当日券をカード決済で購入しました。
いざ会場に着いてみると、チケット引き換えよりも当日券販売の方が列が長かったので、デジタル当日券を買っておいたのはやはり正解でした。デジタル当日券、オススメです。

3.何時ごろ着いた?

最寄りの流通センター駅に着いたのは、13時頃。12時の開場から、すでに1時間は経っていました。
が、それでも、当日券売り場は並んでいたし、第1会場は入場待ちの列がまだあったので、やはり結構な混雑でした。

4.どう回ったの? コツとかある?

第1会場

第2会場の入口でリストバンド引き換え後、友人の到着まで30分ほどあったので、ひとり第1会場へ。第1会場のほうが規模が大きい(広い)こともあってか、入場の列が会場外まで伸びていて、入れないかな?とおののきましたが、列の進みは早くてすんなり中へ。
と言っても、会場内はとても混んでいたので、会場の反対側にある見本誌コーナー(後述しますが空いていました)へ行き、お目当ての本数冊を立ち読みして、そそくさと撤収しました。

第2会場

13時半頃に、俳句の先輩でもある友人と合流。俳句や短歌のブースがある第2会場へ向かいました。
第2会場は、入り口のすぐ前に見本誌コーナーがあることもあってか、見本誌コーナーは割と賑わっていました。
でも、実際に会場内に入ってみると、ちゃんと自分のペースで歩ける! でも、出店していた歌人仲間さんによると開場直後はもう少し混んでいたそうなので、最初の人波がばらけた、いいタイミングだったのかも。
しばらく友人と、俳句や短歌のブースを見て回りました。知り合いを見つけて挨拶したり買い物したり、テレビにも出ている先生方をお見かけして「おー!」と思ったり。

再び第1会場

とりあえず第1会場も見とく?と、文フリデビューの友人と一応行きました。一応。
でも、第1会場は、自分のペースで歩くのも難しい感じだったので、友人と「これは……人に酔うね」「だね。でも前回は短歌や俳句もこんな感じだったよ」「えー」という会話を交わし、気になるブースは遠目に眺めて(販売品は見本誌コーナーで見ていたので)、早々に撤収しました。文フリ離脱は14時半過ぎだったでしょうか、会場滞在時間は1時間半弱、というところ。
帰りも普通にモノレールで浜松町駅へ戻りましたが、端っこの車両に乗ったら座れました。よかった。

回り方のコツ

これは、前回の文フリ行ってきた記に書いたのと同じことですが、再掲します。

文フリの公式サイトには、開催数日前から、出店者一覧がWebカタログという形で掲載されます。会場の見取り図も掲載されます。また、開催が近づくにつれ、大抵の出店者さんがTwitter(X)やインスタといったSNSでブースの番号を告知されます。

それらを見て、

①自分が行きたいブースは何番か?
②そのブースは第1会場なのか第2会場なのか、そしてどの辺にあるのか?
③どんな動線で回ろうか?

をイメトレしておくことにより、会場入りしてからの動きがスムーズになります(※)。

①は、Webカタログ上でもチェックを付けてピックアップできますが、紙に書き出しておくと、後々便利です。

※時間に余裕があるのなら、「絶対行きたいブース」だけ意識して、あとは直感のままに回り、思いがけない作品との出会いを楽しむのもありでしょう。というより多分、それが文フリの本来の醍醐味な気もします。

見本誌コーナーを活用せよ!

これも前回も書きましたが、各会場には、「見本誌コーナー」が設けられています。出店者さんが任意で見本誌を置いているコーナー。なので、必ずしも販売している冊子が全部あるわけではないけれど、お目当ての出店者さんが置いているのであれば、要活用です(ここでも、見本誌はブースごとに分けて置かれいるので、上に書いた①でピックアップしておいたメモが大活躍しますよ〜)。
特に、第1会場では、会場内はめちゃ混みなのに、見本誌コーナーは空いていてとても静かでした(これは、第2会場はエレベーター上って左が会場・右が見本誌コーナーと分かりやすかったのに対し、第1会場はエレベーター上って真ん前が会場・見本誌コーナーは会場反対側の少し奥、と視覚に入りづらかったせいもあるように思います)。

5.買ったものたち

今回買ったものやいただいたものたちはこちら。

短歌や俳句の本ばかり

結構な出費にはなってしまったけれど(まぁ想定の範囲内)、どれも読むのが楽しみです。

本当なら、全部のブースを一通り見て回りたかったけれど……。
他の方のnoteで、2日間開催にしてもよいのでは?という意見もあり、あー確かにね、と思いました。

次の文学フリマ東京は12月。
上にも書きましたが、次からは何と、会場が幕張メッセです!
そしてそして……何と自分も、出店側に回るべく、お仲間と申し込んでしまいました。どうなるかな、今からドキドキです。どんな作品を仕上げるか、まだ固まっていないのだけれど。
会場でお会いできたら嬉しいです。では!




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