【公務員のチート技】共済貯金について実体験とともに解説【驚異の利率】
こんにちは、まさとです。
公務員が加入できる、お得すぎる貯金制度を知っていますか?その名も共済貯金。
元本保証なうえ、その利率はなんと最大1.9%!現役公務員や公務員を目指す人にとって、知らなきゃ損と言える制度です。
銀行預金の利息ではお金が増えないこの時代、
かといって株式投資には抵抗がある
元本保証でお金が増えるならぜひやりたい
という方もいるのではないでしょうか?
この記事では、共済貯金の詳細やメリット・デメリットを、現役公務員として共済貯金を5年以上利用している私が紹介していきます。
サクッと読めるボリュームですし、不労所得に直結する内容なのでぜひご一読ください。
元本保証の貯金制度。利率は都道府県によって変わる
共済貯金とは、各都道府県に存在する市町村共済組合が運営する貯金制度です。
組合員一人ひとりから任意で集めたお金を、安全性の高い国債や地方債、社償で運用してその利益を組合員に分配しています。
利率は都道府県によって様々で、公開していない都道府県も多いです。簡単に検索した結果ですが、最高は千葉県で1.9%、最低は宮崎県で0.4%でした(参照:https://money-career.com/article/1775)。
ペイオフ対象外だが、破綻リスクは無視できる
ペイオフとは、簡単に言うと
『金融機関が破綻した際に預金者の資産を1,000万円まで保障しますよ』
という制度です。皆さんの普通預金もその対象になっています。
しかし、共済貯金にはこれが適用されません。つまり、もし運用先が破綻したら預けていたお金は返ってきません。
ですが、それは無視していいリスクだと私は考えます。先に言ったように安全性の高い国債や地方債、社債で運用していますし、運用先は広く分散しています。
もし共済貯金が破綻するようなことがあれば、それは国や複数の自治体が同時に破綻することを意味し、必然的に経済もめちゃくちゃになっています。
その時に日本円が今の価値のままと考えるのは無理があるでしょう。
ゆえに、
「共済貯金をやらずに銀行預金にしてたから助かった・・」
なんてことになる可能性は無視していいと考えます。
共済貯金のメリット 3選
メリット① 利率がいい
これに尽きます(笑)
仮に年利1.0%とした場合、1,000万円入れることができれば年10万円(税引き後8万円)の不労所得です。国内旅行に行けちゃいますね。
余談ですが共済貯金は半年複利なので、半年に1回利息が振り込まれます。
今回の例だと0.5%の5万円(税引き後4万円)が半年に1回振り込まれます。
メリット② 強制貯蓄効果
共済貯金は給料から天引きで貯金されます。あればあるだけ使ってしまうタイプの人は、天引きのシステムが抑止力になります。
年に2回、利息付与後に残高通知書を貰えるので『いくら貯金してたっけ…?』とならないのも良いですね。
メリット③ 一括でも貯金できる
入庁時にまとまった資産を持っていたり、相続を受けたりした時は一気に入金したいですよね。
年に2回ではありますが、一気に入金できるタイミングがあるので安心してください。
私も入庁時にまとまったお金を入れたので、ささやかながらいい思いをさせて貰ってます。
共済貯金のデメリット 3選
デメリット①引き出すのに半月ほどかかる
共済貯金は引き出すのに書類の提出が必要なうえ、月に2回しか引き出せません。
生活に必要なお金は普通預金で持っておく必要があります。
デメリット② ペイオフ対象外
預金保護の対象ではないので、運用先が破綻したらお金は返ってきません。私は無視できるリスクと考えてそれなりの額を入れていますが、最後は自己責任です。
デメリット③ 3,000万円が上限
共済貯金は3,000万円が上限です。これが不自由に感じるくらいの資産を持ってみたいものです(笑)
ちなみに上限に到達したら、紐づけている銀行口座に利息が入金されるそうです。
公務員ならやらなきゃ損。自治体選びの判断材料に
元本保証で高利率ですから、実際に利息が振り込まれるまでは半信半疑でした。しかし実際に規定の利息が振り込まれています。
車を買うときにお金が必要になった際も、問題なく引き出せました。
資産運用の方針を左右するレベルの制度ですので、受験する市町村を選べる場合は判断材料の一つにするといいかもしれませんね。
それではまた!