【メタバースクリエイターの働き方】リアリティのあるコンテンツを作るCGクリエイターの仕事とは
「CGゲームのキャラクターにかっこいいアクションの動きをつけてみたい」
「メタバース内のアバターを作ってみたい」
アニメーションが好きな方やメタバースに触れている方の中には、こう思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
仮想空間「メタバース」を作るためのスキルを持った人材「メタバースクリエイター」になるための学校「MEキャンパス」なら、未経験からCG制作に必要なスキルを学べます。
今回はメタバースクリエイターのなかでもキャラクターのモデリングやアニメーション(動き)を付ける作業など、コンテンツそのものを作る「CGクリエイター」の仕事内容やキャリアについてご紹介します。
現実をデジタルで表現する「CGクリエイター」とは
CGクリエイターは、2DCG・3DCGを制作する仕事です。メタバースコンテンツの制作のほか、ゲームやCGアニメーション作品の制作などさまざまな分野で活躍しています。
「CGデザイナー」と呼ばれることもあり、CGを制作する専用のソフトウェアを使用して映像を制作するのが主な仕事です。
▼ディズニー映画『ファインディング・ニモ』などの有名なアニメーション作品も3DCGの技術が使用されています
バーチャル空間やアバターなどメタバースのコンテンツをデジタルで表現するCGクリエイターの仕事は挙げればキリがありませんが、ここでは代表的な3つのポジションを紹介します。
モデラー:アバターや背景を立体的に形取って、CGモデルを作る。
CGアニメーター:CGモデルにアニメーション(=動き)をつける。
エフェクトアーティスト:炎や煙、水、雷など特殊効果をつける。
モデラー、アニメーター、エフェクトアーティストはすべてCGクリエイターに該当します。どのポジションにおいても現実と相違がないリアリティのあるコンテンツ制作が求められ、CGクリエイターが作品のクオリティやユーザーの没入感を大きく左右すると言っても過言ではありません。
仕事の流れを図解。CGクリエイターのプロジェクトへの関わり方
ここからは、CGクリエイターの働き方を見ていきましょう。案件が発生してから、実際にCGクリエイターが動き出すまでの流れの一部を図解しました。
「チームで動く」CG制作案件の流れ
CG作品を企画した会社(クライアント)が、制作を指揮・統括する「制作会社」に依頼し、そこからモデリングやアニメーションなど各ポジションの専門会社に依頼が降りてくるのが一般的な流れです。
小規模の案件では、さまざまなポジションのクリエイターが在籍する1つの会社ですべての工程を請け負う場合もあります。
なお、CGクリエイターは個人ではなくチーム単位で動くのが一般的です。1つの作品の中でも、AのコンテンツのキャラクタモデリングはAチームで、背景モデリングはBチームで、と役割分担をしながら制作します。
正社員だけでなく、フリーランスの道も。働き方の選択肢
CGクリエイターの働き方は、制作会社で正社員として働くだけではありません。
例えば、フリーランス(業務委託契約)としてプロジェクト単位で制作に関わる方法。フリーランスでも1人だけで制作を行うことはあまりなく、基本的にはチームを組んで制作を進めます。
CGクリエイターになるためには?
では、CGクリエイターとして働くためにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。
1つの3DCGソフトを徹底的に使いこなす
CGクリエイターは『Blender(ブレンダー)』『Maya(マヤ)』などの3DCGソフトを使って制作を行います。
どんなソフトを扱えると良いのか気になるところですが、会社や制作チームによって使うソフトは異なるものの、どのソフトも基本的な操作感はほとんど変わりません。そのため、まずは1つのソフトを完璧に使いこなせるように学習することをおすすめします。
ちなみに「MEキャンパス」では、カリキュラムの中で『Blender』を扱い、実際にCG作品を作りながら操作方法を学びます。
実務経験をもつコーチがアドバイスやフィードバックを行いながら学習を進め、未経験でも入学して半年で一通りの基本操作を覚え、さまざまなCG作品の制作にチャレンジします。
また3DCGソフトのほかにも、モデラーはPhotoshop・illustratorなどのデザインソフトを、アニメーターはMotionBuilderなどのアニメーションソフトを扱えることが求められる場合もあります。
細部にこだわる観察力と新しい技術を取り入れる探求心
また、CGクリエイターに欠かせないスキルのひとつが観察力です。
現実の建物の構造を細かく見ることで、建築学的に現実と相違のない背景モデルを描くことに活かしたり、ほかのCG作品に登場するキャラクターの表情や筋肉の動き方を、自身のアニメーション制作に取り入れたり。
クオリティの高い作品作りを行うには、よく見て真似ることが重要です。
CG作品の本編と制作プロセスを追ったメイキング映像を見比べてみることも、プロのこだわりや新しい技術を学ぶことができるのでおすすめです。
▼『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のメイキング映像
CG領域の技術は、めまぐるしいスピードで発展中です。そのため一度学んだら終わりなのではなく、現場に出てからも学び続ける必要があります。
業界の常識が日々アップデートされていくなか、新しい技術を積極的に取り入れようとする探求心を持つ人がCGクリエイターに向いているといえるでしょう。
1つの技術の「スペシャリスト」となんでもできる「ジェネラリスト」CGクリエイターの将来像
CGクリエイターはメタバースコンテンツやゲーム・CGアニメーションの制作以外にも、医療や建設、自動車業界など幅広い分野での活躍が期待されている、将来性の高い職種です。
CGクリエイターが描けるキャリアパスは、大きく分けて2種類あります。
まずは各ポジションの仕事を専門的にこなす「スペシャリスト」。「リードモデラー」や「リードアニメーター」として次世代のCGクリエイターを牽引しながら、自身の制作スキルをさらに高めるポジションです。
また、複数ポジションを1人で担当する「ジェネラリスト」を目指すこともできます。ジェネラリストは幅広いスキルが求められるため、はじめは1つのスキルからはじめて、徐々にほかのポジションにもチャレンジするのが一般的です。
ちなみにジェネラリストは、CG制作の全体像を把握できる視野の広さを活かして制作会社のディレクターやプロデューサーとして働く場合もあります。
1つのことを極めるプロになるか、なんでもできるプロジェクト全体の統括役を担うか。
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▼メタバースクリエイターの働き方をもっと知りたい!という方はこちらの記事をご覧ください
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