「フリー/オール・ライト・ナウ」“𝐅𝐫𝐞𝐞 - 𝐀𝐥𝐥 𝐑𝐢𝐠𝐡𝐭 𝐍𝐨𝐰 - 𝐋𝐢𝐯𝐞 𝟑𝟎 𝐀𝐮𝐠𝐮𝐬𝐭 𝟏𝟗𝟕𝟎 - 𝐈𝐬𝐥𝐞 𝐎𝐟 𝐖𝐢𝐠𝐡𝐭 𝐅𝐞𝐬𝐭𝐢𝐯𝐚𝐥”
イギリスのバンド、フリー。1969年3月、イギリスのアイランド・レーベルより、アルバム「トンズ・オブ・ソブズ」でデビュー。結成時のメンバーは以下の4人。
ポール・ロジャース(Vo)
ポール・コゾフ (G)
アンディ・フレイザー(B.Key.Vo)
サイモン・カーク(Ds)
サード・アルバム「ファイアー・アンド・ウォーター」からカットされたシングル「オール・ライト・ナウ」が全英チャート1位となる。
中高生時代、友達からLPを借りて聴いたことがあり、ヒットした「オール・ライト・ナウ」などは記憶に鮮明だ。
当時は、このバンドを特に気に入っていたわけではなかったが、後になって70年前後のロックに特別な思い入れが生じ、ヴォーカリストのポール・ロジャースの声などは、どういうわけか、30代半ばになってからえらく好きになった。
動画は、「オール・ライト・ナウ」70年、ワイト島ミュージック・フェスティヴァルでのライヴ。
派手なプレイは一切無し。ブリティッシュ・ロックのエキスを抽出したようなタイトな演奏。こうも音数の少ないアレンジで「聴かせる演奏」をするには、それぞれのメンバーが、よほど個性的な魅力を確立していないと難しい。この時のメンバーの平均年齢が、なんと20歳。まことに恐れ入る。
殊にアンディ・フレイザー大胆かつ超個性的なベース・プレイなど、他のパーツと絶妙なバランスを保ちながらも、時としてヴォーカルやギターよりも強い印象を残す。
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