2024/01/10 wed. 生活

随分と間が空きました。
ご無沙汰しています。私はなんとか元気です。

昨年末に、長らくお付き合いしてきたパートナーと結婚しました。
結婚式などは特にしておらず、入籍を済ませ同居を開始したくらい。
かれこれ丸7年程の付き合いになるので、これと言って何かが劇的に変わったわけでもなく、今までより一緒に過ごす時間が長くなったり、おはようとおやすみと、行ってきます行ってらっしゃいを、LINEではなく直接言えるようになったくらいで、「結婚したのだ」という実感がイマイチないような感じがします。

自宅から持ってきた40箱弱の段ボールの開梱がまだまだ終わっておらず、自室に突っ込んだまま、仕事の荷物といくばくかの洋服だけ引っ張り出して生活しています。開けられていない荷物はほとんどが書籍で、先日かなり大きい本棚を購入したので、それが届いたらマシになるかな。
四畳半の狭い部屋に、高く積み上げた段ボールの山の中に居ても別になんとも思わないのは、学生時代ずっと壁のように高く大きなキャンバスに囲まれながら制作していたからかなと思ったりします。囲まれてる方が落ち着くまである。

2023年は「引越し」と「入籍」という大きな目標を掲げて突き進んだ1年でした。パートナーの協力もあって無事に目標達成することが出来たわけですが、仕事をしながら諸手続き（両家両親への挨拶、顔合わせ、引越し手続き…etc）を済ませていくのは本当に大変なもので、なかなかエグい1年だったなと思います。心が折れきらなくて良かった。リアルにぐらぐらと目を回しながら過ごしていました。
特に、仕事が例年と比べて忙しく、かつ時期にかかわらず一向に落ち着いていかず、それが何よりキツかった。いつも右往左往していて、疲れていました。

年も明けて2024年。
今年は落ち着きを取り戻しながら、仕事以外のことに時間を使っていく、そんな年にしたい気持ちです。

生活と文化を取り戻したい。

手始めにこのテキストを書いたりしていますが、今年はもっと文章を読んだり書いたりしたい。
文字を読まなければ、どんどん自分から言葉が失われていくような感じがします。言葉を得て、表現をする、そのサイクルを取り戻したい。
それから、ちゃんとごはんを食べて、運動もして、よく寝たい。当たり前のことだけれど、当たり前のことをするのが意外と難しかったりする。

パートナーと暮らし始めて1ヶ月弱になるけれど、日々発見が絶えず、生活を感じる余裕が生まれてきました。就職してからここ何年かはずっと光陰矢の如しだったけれど、パートナーとの生活が始まってから一日一日が長く感じる。時間の進みは加齢によるものであるとも言われているけれど、日々の新鮮さや発見が多いと時間の感じ方が長くなる（子どもの頃時間が長かったのは人生経験が少なく日々発見の方が多いから）ともどこかで読んで、まさにそれが起きているのかなと思います。
パートナーが洗濯物を畳むときっちり畳まれており、そんな小さなことでもすごい発見をしたような気持ちになります。パートナーが、食器を洗ってくれた後にシンク周りの拭き上げをしてくれるのですが、動作の美しさに目を見張ったり、その行動によりいつでもキッチンがピカピカな状態であることに感激したりする。

感謝の絶えない日々です。
私は料理を作るという点くらいでしかパートナーの生活に貢献できていないような気がするので少し不安になったりもするけれど…

「努力すること」そのものより、努力を「継続」することのほうが難しい。

ってプロゲーマーの梅原さんが言っていました。
だから、私も心地よい努力を継続していきたいと思います。