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理系大学生の東南アジアの旅8

さてさて、今日はタイ旅行最後の日だ。

ワットアルン、ワットポー、ワットプラケオの三大寺院に向かう。

本当はタイの後はマレーシア、シンガポールに行く予定だったんだ。だけどコロナの影響で行けなくなってしまった。日本に帰るしか他ない。またの機会だ。





ワットポー近くのターティヤン船着場から船でワットアルンに向かう。川の渡し船のなのだが揺れるので酔いそうになる。
確か3バーツくらいで乗れたな。入り口付近で現金払いだ。船着場の近くにはトイレもあるが有料なのでなるべく他のところで済ませておきたいところだ。

ワットアルンは朝早くに行ったというのと、コロナの影響で空いていた。他の寺院は昼過ぎに行ったからかそこそこ混んでいた。日本人も何人かいたし、カップルで来ている人もいた。

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向こうにはワットアルンが見える。

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ワットアルン

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寺院の中にはちらほら猫がいる。どことなく猫までもが仏教徒の雰囲気を醸し出している気がする。

船着場でさらに戻り移動する。次はワットポーだ。

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ワットポー入り口。暑いからか水がタダで一本だけだが貰えた。

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有名な寝大仏。全身を写すのはとても難しい。というかガイドブックでも全身は映せていない。それほど巨大な大仏なのだ。姿としては寝ながらテレビを見ているお父さんそのもの。

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ワットプラケオ内。とにかくこういった仏像が多いことに加えて敷地も広いので写真を見せて決まった名称で紹介することが非常に難しい。

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煌びやかな仏像。

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エメラルド寺院。さっきも言ったが入場料が高い。
こんなにも金色で綺麗な建物が多いのだ。メンテナンスにとても手間がかかるのだろう。またエメラルド寺院がある敷地は王宮の敷地という扱いもされているからかもしれないし、安い料金でおいそれと人を入れるわけにはいかないということなのかもしれない。

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軍人が快く写真を撮らせてくれた。ワットプラケオのあるところは軍事的組織にもなっているので武装した軍人だらけだ。周辺は軍事的施設がいっぱいあるし、馬に乗っている軍人もいた。
本当は撮りたかったのだけれど怒られると嫌だからやめておいた。黒い馬に乗った軍人というのは非常に画になるということだけは知ってほしい笑笑
ちなみに写真の軍人さんよく見ると笑ってる🌝

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大砲の模型。

この他にも王族に関係する博物館もある。無料だが日本語表記はないし、歴史にあまり興味がなければ行かなくて良かろう。とはいえ見ているだけでも面白かったぞ。

ワットプラケオは入場料は1500円ほどかかる。

ワットアルンは300円、ワットポーは700円くらいだった気がする。せっかく来たのだから訪れようという気持ちはわかるが、無理に行かなくても良い気がする。あととても暑いので空港に行く前に寄ろう、的な感じで行くと死ぬ。
チェックアウト後に荷物を背負って炎天下の中の観光は死ぬかと思った🥵💦

ちなみにワットプラケオの出口のところで蛇使いが首にヘビを乗せてきて金を要求してきたので、珍しいと思っても興味なければすぐに離れよう。





さてさて、カオサン通りに戻り、食事を取る。

パイナップルライスとフォーだ。タイに限らず東南アジアではポーク、チキン、シュリンプ(エビ)、から好きな具材を選ぶよう言われることが多い。シュリンプは価格が高くなることもある。もちろん場所によってはビーフ、豆腐が選択肢として追加されてる場合もある。今回、パイナップルライスは豆腐、フォーはチキンを選択した。というか何故か豆腐だけはTOFU表記である。謎である。


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パイナップルライス。ボリューミーかつさっぱりとしていて美味しい!料理にパイナップルは邪道かと思っていたけれど、パイナップルが入っている料理に対してこんなにも美味しいと思えたのは初めてだ。

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チキン入りフォー。タイの風味が鼻を突き抜ける




この後はタクシーでクルンテープ駅まで行き、ドンムアン空港までの切符を買う。券売機はなく、窓口購入になる。今回はコロナですぐに買えたが普段はそうはいかないだろう。

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クルンテープ駅。ガイドブックに載ってそうな写真だろう?良くも悪くもコロナのおかげで良い写真が撮りやすかった。

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有料でゲームを楽しめる。電車が来る間隔が長いからだろう。任天堂のゲームはなかった。

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電車に乗ると切符に穴を開けられる。昔ながらの感じだ。僕は一番安い車両に乗った。クーラーは無いが窓を開ければ十分涼しいし、周りの人も親切だ。
だけど電車が進んでからしばらくすると線路沿いにはほったて小屋みたいなものが多くあり不衛生な格好の人たちを見るようになった。

テレビはブラウン管を使っているのが見えたし、子供がボロボロの服を着ているのが見えた。つい先日バンコク中心部でスーツ姿の人たちが多くいるのを見た身からすると貧富の差に心が傷まされた。
列車の中をよく見ると外国人は僕だけだった。ほとんどの人がボロボロではないが、決して良いとは言えない服装をしていた。どことなく気まずい感じがして、遠くを見て風を楽しんだ。
隣に座ってきた女性はコロナ禍で一番安い車両に乗っている大柄なアジア人の僕を物珍しそうに見ていた。現地人からしたら日本の安物の服を着ている僕も十分すぎるほどの金持ちに見えるのかもしれない。

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ドンムアンで降りて、線路を渡り表示通りに進めば空港に着く。

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今回は航空会社のスクートを使ったが、他はキャンセルばかり。スクートは親切だ。コロナの影響は凄いなと改めて思い知らされる。

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空港で腹ごしらえ。大盛りという考えがないのか、それともあるだけで僕が言わなかったのが悪いのか、ともかくこれが一人前の量。日本の感覚でいくと物足りない。

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書類を書かされる。はっきり言ってザルではあるけれどちゃんと書かないといけない。それが人としての義務であろう。

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なんとか日本に到着。検温や検疫もなかったが良いのか?それと飛行機内ではパンが無料でもらえた。話を聞くとキャンセル続きで廃棄予定のものらしくせっかくならばお客さんに振る舞おうというわけらしかった。美味しかった👍









さて、今回の僕の旅を紹介したぞ。次はどこに行こうか。

行けなかったマレーシアやシンガポールも良いし、韓国や中国、インドもいいな。メキシコのマヤ遺跡なんかも行きたいな。とにかく行きたいところがいっぱいあるんだ。もし行けたらまた紹介するぞ。

今回はコロナで空いていたので、観光をしやすかったといえば聞こえは良い。しかし本来の姿が見えなかったと言えるし、逆に本来の姿が見えたとも言える。特にカオサン通りは活気がなかったが、逆にアンコール遺跡は動きやすかったのでよかったと思う。

とにかく、今回の旅で収穫できたものは多い。それらを糧にしてこれからも頑張って行きたいと思う。
ではでは、またお会いしましょう。
長い長い何個にも及ぶ記事を読んでくださってありがとうございました❗️

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