見出し画像

次の『目標』とは。

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。


2023年はとにかく突っ走った年だった。まるで、猪のような。猪突猛進とでも言いますか、壁に当たったり、時に理不尽を経験したり。
ただ、その中で成長があったと強く感じている。成長の原動力は、圧倒的な意欲はもちろんのこと、危機感と目標だった。
私がここに記した『成長』とは、業務的な能力の向上だけでなく、マネジメントや営業力を包含した人間力が向上したということ。資格取得における座学や、読書から受けた影響は大きかったかなと感じる。特に「付加価値の作り方(田尻望著)」・「なぜ部下とうまくいかないのか(加藤洋平著)」は刺激的で、すぐに業務に還元できたかなと。また機会があれば読書感想文を書こう。
前置きはさておき、本件テーマの『目標』に関して考えていく。

今、この文を読んでいるあなたは何を目標に社会人生活を送っているのだろうか。
すでにこの問いの明確な回答がある方はほんの僅かだと思う。もし、今読んでいるあなたがそのマイノリティであれば、この記事は読む価値がないと思うが、少々お付き合いいただきたいところ。
この問いは非常に難しい、なぜ難しいと感じるのか。今までの人生を振り返ってみる。
学生生活では、多くの人が受験と部活動における明確な目標があった。例えば、〇〇大学に行きたいとか、部活であれば県大会ベスト4とか。それが、個人のモチベーションとなり毎日の充実度に直結し、振り返った時に頑張っていたなあの頃は、良かったなと回顧する人が多いのではないか。その頃は、学校、もっと大きく言えば国が半強制的に作ったレールの上での目標設定をしていた。しかし、それでも私は良かったと思っている。今は、そのレールがないから、長い人生の中で先が見えないから困ってしまうそれが大きいのではないか。

なぜこの疑問が生まれたかというと、年末に高校のクラス30人弱で集まり、クラスの人気者の粋な計らいにより、かつての恩師の授業を受ける機会を作ることができた。
そこで、人生というテーマでそれぞれの進路を話し、一巡したところで、クラス1優秀な友人が、「先生は、何を目標に仕事に取り組んでいますか。」と質問。

それまで、ざわついていたクラスのメンバーは真剣な表情になり、先生の回答を待っていた。先生は、「余人を以て代えがたし」と。つまり、代えの効かない人間になることこそが、必要なこと。そして、究極的にはこの人じゃなきゃ頼めない、この人だからと言われることこそが価値だということ。その価値を提供し、最終的には『感謝』されることこれが、先生にとってのやりがいであり、目的であるという。

この日、旧友と会えたことも代え難い体験ではあったが、この授業を受けれたことこそが最大の価値だったと痛感している。先生がこの答えにたどり着いたのは50代になってからということで、こんなに早く聞けた自分はラッキーだなと思った。
もちろん、目の前の目標を立てることは大事だと思う。例えば、自分なら「営業成績トップ、数字達成率200%、表彰を受賞」とか。
ただ、それ以上にどんな人になりたいのか。これに尽きる。それがブレない人は強い、それが去年の暮れにあった恩師だったのだと思う。

私は、去年の突っ走りを軸に、
今年は、『余人を持って代えがたし』を探しに、日々悩み抜こうと思う。
自分は、どんな人になりたいのか、そして社会にどのように貢献していくかを考えていく。
皆さんはどんな目標を持って2024年に挑みますか。ぜひ聞きたいところです。

大切な20代後悔ないように日々邁進しますと初詣で誓ってきたところなんですよね、、、

長くなりましたが、お読みいただき誠にありがとうございました。

※写真は、実際の授業の写真です(笑)



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集