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推しを他界隈の人から褒められたい

はじめに

自分の推しがいる界隈を卑下しているわけでは無いが、どうも「アイドル」という存在は虐げられ、「overratedされてるよね(笑)」と言われがちだ。

歴史あるフェスに推しが出演すると言うアナウンスがある度、「あぁまたね(笑)」や「日にち分けたら?」と言う往年のロックファンやその他音楽ファン。

そして、表面上では出演を祝いしながらも、内心「場違いで大変申し訳ございません。」「本当にうちの子らが出て大丈夫なのか、、、?」と思うアイドルのファン。

往年のフェスファンの方々やフェスのアイドル出演に関し否定的な方々には、アイドルファンの中には、「推しがフェスに参加すると決まった瞬間、絶妙な感情になる層もいる」とだけ覚えていてくれたらいいと思う。

それでも、そのフェスにオタクが向かう様々な理由の中に「あなたのファンはここにいるよ!!」「味方はここにいるぞ!」とまるで我が子の試合に応援に行く親のような気持ちで向かうファンもいると思う。

もちろんそれが全てでは無く、見に行く気持ちのほんの数割だと思うが、

アウェーの空間にポイと投げ込まれても、そこから見える景色に自分達のグループのペンライトがあったら、もしかしたら、少しは安心するのではないか、って

完全にこちらのエゴですけど。


ダサいジャンル。ダサかったジャンル。聞くに値しないジャンル。

そして、(ここからが本題)

アイドル側はどう思っているが知りませんが、

また他のオタクがどう思っているかは知りませんが、

私個人としてはアウェー会場で「いやいや、アイドルて(笑)」な層を

「まあ思ってたよりかはええんちゃう?(笑)」ぐらいにはして欲しいなと思う。

して欲しいと言うか、そう出来たらいいな。と思う

先述した通り、私はアイドル界隈も、我がアジア人も、卑下しているわけでは無い。

しかし、普通に生きている中で私達の界隈はなんとなくまだまだ、「アイドルってダサい文化だよね」な雰囲気を感じざるを得ないのだ。

メタル好きが自虐的に使う「メタル好きはダサくて臭い」とはまたちょっと違う。

ダサい文化として発信され、ダサいけど好きな人は好き、な文化として消費されてきたならまだしも。

得にKPOPはすっかりビジュアル、アートワークだけでなく、楽曲の面でも垢抜けた。いや、垢抜けすぎたのかもしれません。

垢抜けて、垢抜けて、世界的な認知度や価値が上がったにも関わらず、

やはりまだまだ歴史の浅いジャンルであるからか、評価するしない以前に、聞かず嫌いをしている層もなかなかにいるのではないかと推測している。

(勿論本当柔軟なんでも聞いて、アイドルソングも聞く音楽ファンの方がいるのも分かります!)


聞いて欲しい!見て欲しい!

フェスに参加した以上、お目当ての番まで場所取りするとか、まぁよくある光景と言えばそうで、得にアイドルファンにはその傾向がある。

そういうアイドルオタクに「知らないアーティストの時もちゃんと聞こうね!盛り上がろうね」っていう毎度お馴染みの声掛けの風潮があるなら、

「アイドルのステージもぜひ見て行ってね!!」
の風潮があっていいと思う。

本当これだけ、

これだけが言いたかったがためにズラズラと綴ってしまったけど。

もちろんドアウェーだし、お邪魔する側が言えたセリフでは無いとは思うのだが、やっぱりオタクからしたら

うちの推しも是非見て欲しいなぁと思う。

「お目当てが終わった」
「お目当ての時間より早めに会場に着いてしまったなあ」

そんな時どうせなら聞いたことのない、心のどこかで少し距離を置いていたアイドルグループのステージを見てみようかと言う気持ちになって欲しい。

今はもう「顔だけ」と言われるレベルのアイドルグループなんてほとんどいないし(少なくともKPOPでは)、

仮にいたとしてもその異次元のビジュアルは人生のうちに一回は見ておいても良い気がする。

最後に

アイドル呼ばないと集客が弱いとか、

チケが売れないとか、

呼ぶなら日にち分けろとか、

時間ずらせとか、

言ってしまえばキリが無いほど、所謂世間的認知度がある音楽フェスとアイドルは仲良しなわけでは無いのだが、

せめて聞かず嫌いをせず、少しだけでもアイドルのステージを見て欲しいと思うのだ。

やっぱ気に入らないわ、分からないわと思うならサッとその場を移動すれば良いし、それがいくつもステージを用意しているフェスの良さでもあるし。


私自身が実際、推しがドアウェーのフェスに参加した際、twitter(現:X)に全くジャンル違いのファンの方が、私の推しのパフォーマンスを見て、感動した!凄かった!と投稿しているのを見かけ感動した経験がある。

本当に嬉しかった。

そしてまた自分自身も「良いものを良い」「好きな物は好き」と堂々と発信し、食わず嫌いはしない人生を歩んでいきたいと思うのだ。

絶対に説教臭い老害にはならないぞ!


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