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わたしについて⑦成人編

見に来てくださりありがとうございます。
②~⑤までを有料記事にしたものの、有料だけにすごくハードルが高く、見に来てくださる方は多いようなのですが、ご購入頂けるには至っておりません。

これが現実なのだな、と実感中です。

さてこれからどうするか悩みました。
有料を無料に戻すか、書くのをやめるか…

しかし、しばしこのまま有料で置いておくことにします。
理由は、まず内容が身内レベルに見られたら完全にバレる。
それはそれでちょっと困るのです。

ですので、今後も有料で置いておきますのでもし気になってくださる方がいらっしゃいましたらどうか一つ宜しくお願いします。
そして、今後も内容が濃密なものは有料にしていく予定ですのでどうかご理解いただければと思います。

ちなみに、今日は身バレに抵触しないような内容になりますので、無料です!(②~⑤を読んでいただくとより一層わかりやすい内容です(;^ω^))

1 夜逃げのその後

どうにか逃げきったその先には、全く知らない土地での生活が待っていました。
まず、仕事を探さないといけない。
そして家族を養う柱になるのが急務でした。
しかし、全く知らない土地で一体どうやって就職先を探すか…
なかなか難しかったですが、のんびり探すわけにもいかず、割とその場しのぎでアルバイトなどをしながら本格的な就職先を探す日々。

そもそも父の横やりさえなければ看護師になりたかった訳ですが、そんなことを考えても後の祭りです。前を向かねば。
看護師になる夢は当然ながら夢で終わらせ、とにかくお金が必要でした。

☝詳しくはこちらに書いています。

ですので、お金のためにとにかくしっかりした収入が得られる職種を考えなければなりません。
しかし、自分は病院の看護助手業務しか社会人になってしたことがありませんでしたので(高校3年間はスーパーでレジのバイトをしていましたが)

一体そんな私に何ができるのか。

そんなことを相談できる人もなかなかおらず、悩む日々。
そこにひょんなことから「介護の仕事」を知ることになります。
(詳しく書くためにはこれまた身バレが生じるのでぼかした表現となっていますがすみません)

看護と介護、一体どのような違いがあるのかすら知らない。
まだ介護保険が導入される1年前。措置時代でした。

そこで私は病院勤務時代を少しでも生かすことができるのであればこんな幸せなことはないな、と考えました。
そして人生初の介護職へ足を踏み入れます。

2 生きていく道がここにあるかもしれない

そこで介護職生活がスタートしました。
最初の頃の気持ちとしては「難しい」
勤めていた施設の認知症棟に配属されていたのですが、まず認知症が奥深い。
病院勤務時代は看護助手でしたので、患者さんとのかかわりはもちろんあったのですが、そこまでどっぷりと関わり続ける訳ではなくその他業務に従事することが多かったのです(衛生材料の補充や消毒、清掃、検査出し、検体を検査室に運ぶ等)
新鮮な毎日でしたし、思っていたものとは違ったと感じました。
思っていたよりずっとずっとしんどくて、認知症への理解が難しかった。

しかしこれが1年ほど経過すると「認知症の奥深さ」にすっかり魅了されていくのです。(これについてはまた他記事で書いていきます!)

看護の道は絶たれたけれど、介護で私は生きていく。
介護に私の道を見出すことができたのです。
結局のところこの施設で勤務中に介護福祉士試験を受験し、合格することができました。
自分に「芯」ができたことが凄く嬉しかったです。

3 逃げきれたと思ったのに

そうこうしながら父の存在のことなんて忘れていけました。
いや、忘れるように生活していたと思います。

私と母が必死で働き、下の妹たちを養う生活が落ち着いてきたころです。
家の周りに父がいた地域のナンバーの車がうろつくようになりました。

かなり遠い地域なので、遭遇するはずもないのです。
胸がぎゅっと鳴り、怖くて考えただけで震えました。
脳は覚えていたのです。恐怖は簡単に無くなったり忘れたりしない。

完全に父から逃げきれたと思って安心して生活できていたのに、その日からガラガラと音を立てて崩れていきました。

父ではないか
追いかけてきたのか
出会ってしまったらどうしよう
家族を守らないといけない
ここからさらに引っ越して逃げるのは無理だ

毎日恐怖で家から出る際も恐怖でいっぱいでした。
うろつく車は毎日見かけました。

見つかりたくないと願っていたのに不幸が重なります。
見つかってしまいました。

見つかったときの話はまた次回。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
また来てくださいね。


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