No.11 ロックと一言にいうけれど
私も実はロックは大好き!というより好き嫌いというのを通り越して その精神が体の中に鎮座してるわけです。ロックにもヘビメタまで いろいろ。
スローロックといって背景は3連、表は2beat。
ロックワルツといって(ジャズワルツともいうかな)ハネたワルツ。もともとカントリーや、ロックンロールとかはいわゆる『ロック』のルーツかな。私も長く音楽業界に携わっているからいろんなジャンルに出会い自分の音楽シーンで表現して来ましたよ。
それは私の勝手なエンタティメントであり個人のカラーだと思ってる。う~ん。
ロックっていうとあのオジサマ歌手達を思い浮かべる人が多いけど女性歌手もたくさんいるのよ。
女性の方がカッコいいと思うけど(笑)。
今のコはソロで勝負するコが余り居ないし、歌唱力もイマイチなのでどうしても一時代前になってしまいます、内藤やす子さんとか。(かなり古い・・)
ジャニス・ジョプリン、ベット・ミドラーが好きですね。ジャニスの人生を映画で演じたベット!心底惚れてしまいます。
もともとロックっていうのはその時代の社会に不満を持って魂のバクハツみたいなところから来てるから私にも大いにロックの精神はあるわけです。
ただ縁あってミュージカルの世界で27年間も生きていたのでそこで得たものは負の現実も含めて多いですね。
私のミュージックユニバース~音楽世界~は今はヨーデルだと思われてるけどヨーデルは私のエンタテイメントのひとつ。
だけど「自分にしか出来ない」エンタテイメントがないと この業界で生きている証がないもの。
歌手は1色より多種カラーを持っていると肩書きに困るし(笑)
それに
節操がないと思われがち。
いやあ、昔は気にしてたジャンル分けだけど ここまで生きたらどう思われようといいのです。シャンソン歌手とかロック歌手とかジャンル分けするのはとても滑稽!
2足の草鞋?2足じゃ効かないな。私の場合。
でもそれが何?と開き直ってるのは
私は
「ショーマン」だから。
私はそれが私だしライブとかいっても私のスタイルは
ショー的要素があるから
お客様が楽しんでくれたら
私は歌手冥利に尽きる。
私には名声も地位もないのに
いや 実はソコソコ知られてはいるけど(笑)
50年以上も「音楽で生活出来た」事の方が不思議かもしれない。
それは常に歌手として進化してきたからなのね。
1色で勝負する人がほとんどだけど私みたいにいろいろ突き詰めていくと
ガンコなところはあくまで譲らなかった。
嫌いな物はキライ!
だから1本 支柱は揺るがない。
だから日本のミュージカルの世界で生きてきても満足はしなかった。
だから歌手に戻り自分の歌い方をより研究して歌のみのステージに生きてゆくことにした。
でもミュージカルで学んだあらゆることは全部生きるようにした。
そして生涯 歌手として生き抜く。