#86 人を信じても、人のすることは信じるな
昨日は仕事などに追われており、お休みしました。今日は短くでもいいので、二つ書きたいと思います。そのうちの1本目です。
私は、以前にも書いたかもしれませんが、今組織の上に立たせてもらっています。
リーダーとして、組織をまとめていかないなあと思い、久々に、リーダーとはどうあるべきか、を見直すために、中学生頃に買った、『ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』という本を読み返しました。
よく中学生の時にこんな本を買ったなあ(笑)と思いました。余談になりますが、私はテニス部の部長を中学生の時にやっていたし、小さい頃から社長になりたい!と無邪気に思っていたので、本屋さんに行ってはそんな本ばっかり見ていたのだと思います。リーダーとは、どうあるべきなのか?を知るために私はこの本を読みました。たぶん当時は本の内容は分かっていたと思うのですが、51個のポイントのうち実行できたのは果たして何個だったのだろうか、、、と思い返しました。多分、1個か2個くらいしか実践できていなかったのではないでしょうか。
今読み返してみると、かなり納得する部分も多く、これは確かに大事だしいつも心がけていると感じたりして、私って成長した!と少し嬉しくなりました。それでも、まだまだこの本から学ぶことは多く、付箋を付けたり、線をひっぱたりと著者の岩田さんの「リーダー」に関する英知を再度学びました。
この本の著者は岩田松雄さんと言って、元スターバックスコーヒージャパンのCEOを務められていた方です。
その中でも最近の出来事でとっても身に染みたことを皆さんにお伝えできればな、と思います。
タイトル通りに、「人を信じても、人のすることを信じてはいけない」ということです。
私は今回、「信頼していた同期に仕事を任せて、十分な確認を取らなかったことにより、組織としてのミス」を犯してしまいました。
私は、「人は時に間違える」という前提をすっかり忘れていました。確かに、私は悪くないと擁護してくれる人も多かったのですが、組織の責任はリーダーの責任ということで、重く受け止めています。
組織のミスがリーダーのミスになるんだということも今回強く実感しました。よく社会人の方に、「俺がミスしたんだけど、スーパーマンが隣の部署から現れて、解決してくれたんだ。」と言っているのをたまに聞きます。でもこのスーパーマンはとても大変な思いをして、部下のミスを拭い取っているんだなと思い知りました。
話を戻すと、今回の教訓としては、「人は時に間違えるものだし、それを理解せずに相手の言うことを鵜吞みにしてしまうと、今度は自分が痛い目にあってしまう。」ということです。
細かな事でもチェックして、ちゃんと報告を求めていこうと思いました。
最後になりますが、このような教訓を得れたのもリーダーという立場にいたからだと思います。私の尊敬しているDeNAの南場さんも「人は仕事で成長する」とおっしゃっています。私も、日々、その言葉を実感しています。
皆さんもぜひ、仕事の中で、ポジションを取りに行き、挑戦してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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