Bunkamura×大阪芸術大学「マンガデザインで文化ツーリズム」〜オープニング〜
どうもどうも、吉良です。
久しぶりの、8月になって初めてのnoteです。皆様お変わりなくお過ごしですか?僕はゆったりとリフレッシュして、来るべき下期、新学期に備えています。
それにしても想像を超える暑さに想像できない地震そして台風。まさに人間の力を超えた自然の猛威への対処に向き合う「予防インフラ」の重要性を感じます。
猛暑も自然災害も日本中で同時に起きるわけではないため、地方自治体、地域住民のエリアに応じた備えが大切ですね。
このような環境下でマンガデザイナーズラボは地域の大切さを認識し、地域に根ざす文化・芸術分野に特化した新たなマンガデザイン企画をスタートすることにしました。
もともと、このnoteで「マンガデザインで日本を描く」シリーズを2022年6月にスタートして2024年1月まで、47都道府県55記事を好評価のなか書き終えました。
その記事をご覧になっていたBunkamuraさん(以降敬称略)から「文化ツーリズムをテーマにした企画としてマンガデザイン企画ができないか?」という要望にお答えした企画が、noteでも取り上げた『マンガデザインで北海道をメタバース』でした。
この企画でコラボレーションしたのが僕が客員教授をしている大阪芸術大学でした。この企画がたくさんのアクセス数を獲得したため、すぐさま産学協同の新しい機会をつくりましょうとなりました。
そして、Bunkamuraのホームページに特設サイトを制作するタイミングに合わせて大阪芸術大学とのコラボ企画「マンガデザインで文化ツーリズム」を実施することとなりました。
ここでBunkamuraの紹介をします。
マンガデザイナーズラボの原宿駅の隣、渋谷駅の側にBunkamuraはあります。同じ渋谷区仲間です。音楽、演劇、美術、映像施設をメインに、カフェやアート関連ショップなどからなる芸術文化の複合施設を展開しています。
まずはクラシックコンサートを中心にオペラ、バレエを上演する「オーチャードホール」。ここでは大阪芸大教授の川井郁子さんのコンサートなども行われています。
他には演劇を中心にさまざまな舞台表現をするための劇場「シアターコクーン」、芸術性、文化性の高い映画を上映する「ル・シネマ」、展覧会場「ザ・ミュージアム」があります。
1989年のオープン以来、新しい文化芸術の発信基地として常に注目を集めています。まさに今回の企画テーマである多彩な文化や芸術に触れることができる渋谷の人気スポットです。
隣接する東急百貨店本店跡地の開発計画に伴い、2023年4月から休館中です。
皆様、Bunkamuraのその名の通りの文化の拡がりをお分かりになりましたでしょうか。
では、話を戻して、新たなBunkamura×大阪芸術大学「マンガデザインで文化ツーリズム」では、各都道府県の10点前後の文化・芸術を描いたマンガデザインを紹介していきます。
マンガデザイナーズラボでは、かつて文化庁の作業をした時に、日本を16:9の縮図の中にマンガデザインしてみたいと考え、下記のような地図を作り、47都道府県のお祭りを描きました。
皆様、どのように地域区分されているかお分かりですか?日本8地域区分図をベースに沖縄県を九州と離して下記のようにマンガデザインしました。
そして、このデザインをベースにBunkamuraのホームページ、このnoteのサムネイル用にブラッシュアップしたのが次のフィニッシュデザインになります。
都道府県紹介だけでなく、今回は文化芸術を体験するツーリズム要素を加えていきます。また、この作品はBunkamuraのホームページにも掲載され、コラボレーションイメージを高めていきます。
前回のシリーズは大阪府で終了しましたが、本シリーズは2025年に大阪・関西万博を控えていることもあり、大阪府から開始します。そこから関西パビリオンに出展する9府県へつなげていく予定です。
noteは9月からのスタートになります。
お楽しみに!