no.6 共通認識の多いコミュニティ内では小さな信用を獲得している②
オンラインサロンコミュニティであるMBラボに参加した僕は、商品開発や自分の目標、それに対する日々の進捗をスレッドの書き込んだのだが、初めはそれに反応されることはほとんどなかった。
思い描いていたものは商品開発を通した日々の進捗に対してコメントでアドバイスを頂いたり、何かを考えるきっかけになればとスレッドを更新していたのだが、見られている様子は無い。
少し考えれば当たり前で、サロンというコミュ二ティに来た名前も顔も知らない人間の、コミュニティに対して関係ないと言えば関係ない話には興味がわかないだろう。有益な情報を記していたわけでもないし、信用がなかったからでもある。
転機となったのは、MBラボ新入生歓迎会だった。
新入生歓迎会では渋谷の大きなバーのようなお店を貸し切って、新入生以外にも多くの既存メンバーが集まり、開始時間が始まるとそこには代表であるMBさんの姿も現れて、当たり前のように会場内に溶け込んで多くの参加者達と談笑していた。
イベント内の企画が進行されると、まずはMBさんの漫画書籍である「服を着るならこんなふうに」の作者である縞野やえさんとのトークショーだ。
「服を着るならこんなふうに」
その後はMBさんの私服プレゼントのじゃんけん大会や、コミュニティ内ではどんな方々がどんな活動をされているのか。サロンメンバーからは一番興味のある商品開発の具体的な説明もあったのだが、その中で非常に印象的な話がされた。
MBラボというコミュニティで様々なご活躍をされているNazyさんという方がいて、その人はコミュニティのイベント運営チームや個人でも様々な活動をされている。後から気づいたのだが、その方の活動はコミュニティ内に大きな影響を与え、メンバー間の交流にも好循環を生み出し、多くの価値を生んでいる中心人物であった。
商品開発もされていて、市場にはなかなかありそうで見ることのない非常に魅力的なアイテムを作られ、会場内にはNazyさんの開発アイテムを着ている方も見受けられる。当時開発アイテムは即完売されたようだ。
(Nazyさんはnoteも書かれている!MBさんやMBラボを調べてみた方は併せて読んだほうがいい)
Nazy@NiZ
MBさんからも紹介がありその中でも感じたことは、Nazyさんはメンバー、コミュニティの交流、活動の活性化を支え、信頼されている。そんな人の開発アイテムなら、それは大変良い物づくりをするのだと。
つまりNazyさんにはMBさんとメンバーからたくさんの信用を持っていた。
僕がコミュニティで何かを発信するにあたって、自分のことばかりを聞いて貰おうとするのは間違いで、メンバーやコミュニティに対してどのようにしたらもっと活性化させられるのか、価値を生む事ができるのかを考えた発信をしなければいけなかった。そこに信用が積み重なっていく。
そうした意識の変化からコミュニティの為に何ができるのか、メンバーがもっと楽しんで活動される為に、僕にできる事は何かを考えてオンライン、オフライン共に企画を作った後は、一転して僕とコミュニティとの間で好循環が起きた。
僕の企画に対して応援してくださる方や一緒に活動してくれる方、コミュニティ内でたくさんの交流が生まれ、拡がる。自分のできる事の可能性が一気に広がっていったようだった。
共通認識の多いコミュニティでは、まだ信用がない僕に対してもコミュニティの活性化を望む発信には共感が生まれやすく、助けてくれる。コミュニティの活性化を望み、もっと自分自身も楽しみたいと考えるメンバーはたくさんいるのだ。
さらには、大前提としてオンラインサロンMBラボにいるメンバーという信用もある。何かを始めたい人は飛び込んでみると良い。様々なコミュニティにはそれぞれ特徴や雰囲気が異なるだろうが、ここは素敵な場所なのだ。やさしさに溢れている。
次回は実際にスレを立てたオンライン、オフラインの企画について少し具体的にまとめてみようと思います。コミュニティの反応や反省点などを書いてみます。
お付き合い頂きありがとうございます。
追記
箕輪編集室の記事の中でSHOWROOM代表の前田裕二さんのお話で関連する内容の素敵なお言葉がありました。
コミュニティで何か始めてみたい方はぜひ。