no.3 共通認識の多いコミュニティ内では交流がスムーズになった②
有料オンラインサロン、ファンションコミュニティであるMBラボ。
今年の冬から第5期生として入会した僕は、オシャレになりたいという事もあるけれど、何かファッションを通して面白いことがしたかった。
面白いことというと抽象的すぎるけれど、僕が手を挙げたものに対して多くの人がそれに参加して、楽しんでくれたらいいなという想いがある。
そこで交流が生まれれば、より多くの価値が生まれていく。(交流の価値については色々な要素があって、その点についてもクローズドなコミュニティの素晴らしい特性があると考えるが、長くなってしまうのでそれは今後別に記事にしていきます。)
最初に企画を立ててみた企画の1つは、入会してから2か月後くらいで、オンライン上で完結するもの。
テーマは
「多くのメンバーといいねやコメントのやり取りを増やす」
何かの発信に対して、いいねやコメントをする事って実は簡単じゃない。
物理的には短いコメントなら10秒あればできるし、いいねは1秒いらない。しかしオンライン上の一番簡単な交流の1つであるいいねだって、その行動にはハードルがあった。
僕自身、5期生として入会した時点で、オンラインサロンは実に活発に動いていたし、管理者であるMBさん以外の参加メンバーによるイベントやスレッドがどんどん生まれていた。
MBラボを作り上げてきたメンバーの歴史と、ある種の絆のようなものも感じ取ることができて、素直にすごいコミュニティなのだと思った。
しかし、それ故に感じてしまったハードルは、僕がこの交流の輪の中に入っていいのかという気持ちだ。
勿論、MBラボのメンバーはウェルカムな方々ばかり。それは間違いなくMBさんの優しさに溢れる思想がしっかりと拡がっている。
それでも、後から入った人が成熟しつつあるコミュニティの輪の中で声を出したりするのは、小さなハードルだとしても、それを越えるには足に重い鉄球のようなものがついていて、足が上がらない。
自発的に活発な動きを行う生き物のようになったフェーズのオンラインサロンは、今までのサロン内の良い面をできる限り潰さずに、そこまでの成長過程とは違う、新規参入者に向けたエッセンスも加えていかなくてはいけないのだと、新参者ながら考えていたりした。
ようやく企画の話に戻るが、
企画テーマである「多くのメンバーといいねやコメントのやり取りを増やす」相手のメインターゲットは、僕のように入会したばかりでなかなかオンライン上でも輪に入っていけなかった人たちだ。当時は同じ5期生がそれにあたる。
簡単に企画を説明するならば、
スレッドに「いいね」か「コメント」をしてくれた方には、抽選でプレゼントが当たるという、何とも単純明快なものをやってみた。
意図としてはわかりやすく誰でも参加しやすい事、「いいね」と「コメント」をしやすい、参加する理由を作ってあげる事だった。
基本的には商品の値下げやプレゼントはあまり好んでいないのだが、もしそれを行うなら、正当な理由が無ければやってはいけないと考える。
そしてカジュアルな抽選プレゼント企画という事で「いいね」と「コメント」を行う為の理由づけをした。
そして、1番のポイントはオンラインサロンのMBラボへの気持ち、メンバー間の交流を下げたいという気持ちを包み隠さず企画説明欄に載せた。
それは別の場所ならわざわざ書かなくてもいいのかもしれないが、
コミュニティ内のメンバーには、
僕自身に共通の悩みや想いがある事を感じ、その共通の認識が多いことで、結果的には多くの方々に発信した内容がスムーズに伝わり、共感頂けたのだと思う。
そして、その交流はさらにまた別の交流を生んでくれた。そうした些細な小さな物から、より多くの価値が生まれていくと考える。
次回はこのたくさんの交流の先に生まれた価値について、僕自身の例を書きます。