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読書感想 インプットとアウトプットの情報量の関係

何とも面白くなさそうなタイトルになってしまった。
「関係」なんて誰が読みたくなるんだろう。。。
でも、しょうがない。それを書きたくなったんだもん。

書きたい欲求と読んでほしい欲求の量の関係。。。
需要と供給の関係ですね。

だから誰が「関係」なんて読みたくなるんだよって。

すいません。もう茶番はやめます。

10月は子どもの誕生日ラッシュ月なんです。
だから、思い返すことが多いです。
あん時こんなことがあったな。気が狂いそうになるくらい大変だったな。じんわり嬉しさが広がっていったな。など様々。

その中で一つエピソードを書き残しておきたい。
それは懺悔の気持ちもあって。。。子どもを叱ってしまったときの話。
3歳くらいだったかな。子どもが上手くできなかったのか、上の子と喧嘩したのかで、とてもパニックになったことがあって。
そのときに1人になりたかったのか、家に閉じこもることがあった。
しかも家の玄関のドアの鍵を閉めたんです。
そこで私はカッチーンときてしまって、たまたま空いていた庭から入れる窓から家に入って、子どもに大声で怒鳴りつけてしまった。
「これでお前に何かあったら助けにいけないじゃないか!絶対家の鍵を閉めることはするな!」
鬼の形相で叱ってしまいました。
あれは良くなかったな。感情に身を任せてしまっていた。
事が事で、鬼の形相で叱って分かることではないなと後から振り返る。もっと冷静に「なんで親が家に入れなくなると行けないのか」ということを話せば良かった。

あれから子どもは、心のドアの鍵を閉めてしまったように感じた。
少しずつ解していきたいと思うが、きっと子どもの心にはずっと残ってしまうのだろう。
反省です。

重めの話を前段で話してしまいましたが、今日も読書感想をしていく。
書籍は「知的戦闘力を高める 独学の技法 山口周著」である。

いつも示唆に富んだ内容を私に提供してくれる山口さん。
今回もすぐにポチってしまいました。

感想の結論から。
「独学には、インプットの意味が込められている。インプットはアウトプットするためのものだ。アウトプットし続けることができる人は、必ずインプットをしているのだ。しかも膨大なインプット。この情報量は、人によって保持し続けられるスパンは違うのだ。」

どういうことか。
山口さんが述べている独学は、主にインプット(特に読書)を提唱している。読書法は4つで、、、と書いてあるのだが、私が興味をもったのは、情報量についてだ。

例を挙げているのは、明治大学教授の齋藤孝さん。
年間で20〜30冊という驚異的なペースで執筆し続けている。
これがアウトプット。

アウトプットし続ける人は、人生のどこかでインプットし続けている時期があるということです。

独学の技法

齋藤さんは、大学院修士時代から博士課程を終えた後、ひたすらインプットしまくっていた時期があると言う。
これがインプット。

このインプット→アウトプットには、大分タイムラグがあるのだ。
20歳代(インプット)→50歳代(アウトプット)

これは齋藤さんだからできることなんだろうと考える。
インプットの情報量を50歳代まで保持し続けられるから、上記のような鬼のアウトプットを成せるのだと。

私のような一般人には、到底できないのではと考える。
脳に入れておける情報量が私は100だとして、齋藤さんは10000くらいなんだろうか。
10000の中にひたすらインプットし続けたことが保持できる。
私は、インプットした情報量はすぐに飽和状態になるのだ。

要するに、タイムラグ(脳内で温めておいたネタ)は私には当てはまらない、「撮って出し」をすることが私に適していると考えるのだ。

元も子もないまとめになるが、私のような一般人は、ひたすらインプット→アウトプットをし続けるしか脳を鍛える術はない。
ただ淡々と、それをやり続ける(時々見直しを図り)ことだ。
それが、知的戦闘力を高めることにつながると私は考える。

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