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読書感想 幸福の製造装置に何を入れるか

子どもに学ぶことが多い。

最近バレーボールを習い始めた子どもが、「まだまだ運動がしたい!」と言い出し、バスケットもサッカーも野球も習いたいと言い始めた。
それ以外にも、スイミング、習字、ピアノと習っているのに、どうやって上記のスポーツをやるつもりなのだろうか。
ちなみに、私は教育熱心な方ではないと思っている。
習い事をたくさんさせるが、教育熱心とも限らないが。一緒にいる時間を楽しんで、やりたいことをやっているのを5m離れて眺めて、ニヤニヤしているだけ。私がしているのはそれだけ。

いやいや、習い事にはお金がかかる!資金繰りも私の大事な役割だ!
いわゆる私は貢ぎまくっているのである。

子どもは、上記の習い事をやりたいというのだ。
そのエネルギーはどこから生まれてくるのか。きっと出来るようになった自分を想像してニヤニヤしているのだろう。親と同じやないかい。血は争えぬ。
出来るようになった自分になる過程で、苦しいことや辛いことなどのネガティブなことは一旦度外視している。
いやもしかしたら、ちゃんと頭にはあるが、苦労<出来るようになった自分 なのかもしれない。

私も自問する。「出来るようになった自分を想像しているか」

子どもは想像力豊かである。私も子どもに負けないくらい想像力を働かせていきたい。

さて、今日も読書感想をしていく。著書は「幸福の資本論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」 橘玲著」である。

名著を生み出している橘玲さんの本書。
要点を絞って書かれているので、大変読みやすかったです。
そして、行動してみようという気持ちになれた、これまた名著です。

結論からまとめる。

「3つの資本・・・人的資本、社会資本、金融資産 を幸福の製造装置を入れる(インプット)することで、幸福が生み出される(アウトプット)。この公式(図式)を念頭に入れて行動すると、幸福な(幸福に感じる)時間が増えていく。」

ちなみに、体内から生成される幸せホルモンも3つ。
○セロトニン・・・心と体が健康な時に出てきるホルモン
○オキシトシン・・・人との繋がり、愛着が満たされると出てくるホルモン
○ドーパミン・・・お金や承認欲求が満たられると出てくるホルモン。
と精神科医の樺沢紫苑さんが話している。

このアウトプットされたものが上記の3つのホルモンのどれかに分類されるのだろうと考える。

何を入れるかが重要なのである。偏ってはいけない。
この3つのバランスで、幸福の質が決まるのだ。

また大事なのが、「幸福の製造装置」である。

この「幸福の製造装置」の謎は、まだ未読の部分に書かれているので、読み進めるのが楽しみである。

自分を振り返る。
人的資本(主に仕事)はどうか。
徐々に任せられることが多くなってきて、そういう意味では承認欲求も満たされてきている。ただし、いつも60点くらいなので、足りない部分を指摘されて凹んでしまうことも。

社会資本(主に家族、友人関係)はどうか。
家族関係は自分で言うのもなんだけど、結構良好だと思っている。友人関係も歳を重ねると疎遠になりがちだが、自分発信で集まろうと試みている。
いつメンになりがち。自分のことをわかって欲しい気持ちが強すぎるのか。コンフォートゾーンを抜けて、社会資本を広げる必要があるかな。70点くらい。

金融資産(主にお金)はどうか。
これは、今までその日暮らしの生活をしてきたので、いつも苦しかった。と言いながら趣味にはお金をかけているわけだが。3年前から徐々に勉強し始めて、半径5mの人たちが困らないようなお金の知識をつけてきている。今は30点といったところか。

さあこれを「幸福の製造装置」に入れてミキサーにかけて、アウトプットされるものはどんなものなのか。

現時点では、子どもの成長をニヤニヤして見ている変人である。
この変人を突き進めていこうとも思っている。

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