読書感想文 プライドを考慮することが人付き合いのカギ
私は春が好きだ。
四季の中でも春が一番好きだ。
景色が綺麗だからだ。
桜のピンクに、菜の花の黄色、青空の青と雲の白。
とても綺麗でテンションが上がる。
また、スタートの気運が高まるからだ。
入園式、入学式。新天地での新しい仕事のスタートなどなど。
「よし、やったるで」
という気持ちになる。スタートはやはりいつも清々しい。
では、2023年度はどんな1年にしようかなとぼんやりと考えてみた。
最近始めた「筋トレ」。2023年といったら「筋トレ」と言えるようにしようかなと。
とあるYouTubeで、男性アイドルがプールで水泳対決をする番組。
その水着姿が何とも言えなくて。
顔は超イケメンなのに、筋肉はペラペラで。
駄目です。悪口なんて言っては。
でもきっかけは、その動画を見てからなので、仕方ないじゃないですか。
鏡の前の自分の筋肉を見て、ペラペラで。泣
とても残念だったので、期間限定で超短期的に筋トレをやってみようと試みたいと思います。
まだ週2回のトレーニングの2週目。
とりあえず10週まではやってみたいと思います。
内容は、素人なので自重トレーニングとプロテイン、ササミやむね肉、牛乳などのタンパク質多めの食事を行っていきます。
さて、このペラペラな筋肉はいかに!?
では、いつも通り読書感想をしていく。(急に!)
著書は、「ずるい仕事術 佐久間宣行著」である。
ビジネス書籍総合ランキング1位の人気の本である。
ミーハーな私は、すぐに手に取った。(初版は2022年なので遅め笑)
とても読みやすく、一気読みをしてしまった。
感じたことをまとめると、「人付き合いが仕事では大事だよ。そして人付き合いが友好に進む要因となるのは『プライドを考慮する』ことだよ。」
ということである。
私は、「ずるい」や「上手く」、「本当の○○」というのがあまり好きではない。
理由は、自分ができないからである。
それを言ったら身も蓋もないことなるのですが、自分を肯定するために、価値観が形成されるので、仕方がないところ。
自分は多分不器用なのである。そして、周りを見て、この人不器用だな、でもいい人そうだな、と思えると話を聞きに行きたくなっちゃう。
それにも関わらず、ずるい仕事術で感銘を受けたのは、「プライド」の部分である。
確かにそうだな〜と思った。
自分のやりたいこと、チャンスをもらえるためには「信用」が貯まっていないといけないのは、これまで仕事をやってきていて私も感じている。
その信用を一気に落としてしまうのは、「相手のプライドを傷つけること」だと思う。
相手のプライドを傷つけてしまう事例に、
「陰でその人の悪口を言っている」
ことはもちろん、
「新規プロジェクトを立ち上げるときには、旧プロジェクトに関わっていた人たちを下げてしまう」
「大事な相談を俺より先にアイツに相談した」
など些細なこともプライドを傷つける例として挙げられる。
同僚から「サラッと傷つけること言うよね〜」と苦言を呈されてことがある。
信用を一気に落とすことで、口は災いの元なので、口に出す前に0コンマ数秒飲み込みたい。
いつも悩んでしまうのは、褒めるというとき。
嫌われる勇気でも取り上げられているように、アドラー心理学での「承認欲求の奴隷になってはいけない」という部分。
これはその通りだなといつも考えながら行動している。
しかし適用するのは、自分の半径5mにいる人たちに対してだなとも思う。褒めすぎて褒められない行動はダメだというメッセージとして伝わらないようにしたい。
反面、仕事で関わる人たちには、「褒める」ことは必要だと思う。なぜなら、仕事を前に進めるという目的は最優先事項だから。褒めることで承認欲求を上げて、仕事が前に進むのであれば、万々歳。
この褒めるという行為。直接よりも間接の方が効果あるよね、なんてよく自己啓発書に書かれている。
例えば、同僚とランチに行ったときに、
「○○(他の同僚)ってこのときにこんなことやっていてすごいな〜って思ったんですよ!私も真似したいです。」
と話したとする。
すると、間接的に○○に誉められていたことが伝わることになる(はず)
でも、上記の話をしたときに、こんなこともメッセージとして伝わってしまう可能性があることも気をつけたい。
それは、
「○○ができていたことを私に話して、私にはできていないよ、と言いたいってこと!?」
と一緒にランチに行っていた同僚に勘違いをさせてしまうこと。
そんなひねくれたことを考える人は少数だとは思うけど、多分あり得る伝わり方だと思う。間接も効果的だけど、言葉の裏を読もうとしてしまう思考もあることを分かっておきたいものだ。
このように、対人関係は長文になりがちだ。(私の要約力が足りないだけ)
春を迎えて、テンションや気持ちは上げていきつつ、対人関係で信用を落とすようなことはしない、慎んだ行動に努めたい。
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