読書感想　独学で刃を研ぐ

過ごしやすい気候が続いていて、それだけで
「幸せなんだな〜」
とちびまる子ちゃんの山田くんが私の心の中で発動しています。笑
（いや裸の大将の山下清が入っているか、、、）

自画自賛になるが、本当に私は幸せを感じる天才だな〜と思っている。
これって皮肉もあって、出来ていない（実力がない）ことに気づいていない鈍感な奴ということも含んでいる。
しかしながら、
過ごしやすい気候、爽やかな風を感じる、二日酔いや風邪から回復したときの無敵感、家族や周りの人たちに恵まれている（ラッキー）、仕事でチャンスをもらえている、子どものお誕生日動画を見て胸熱になる、明日から休みに入る帰り道に聴く音楽が心に沁みるなどなど。
総じて言えるのは、ベース（自分への期待値）が低いことだと思っている。
言い方が悪いが、あまり自分や環境に期待していない。

気候変動で過ごしにくい日が続く
二日酔いなど体調不良はよくあるものだ
ウマの合わない環境
私はもともとそんなに能力が高くない
音楽なんてただの音でしょ

ひどい、、、そんな言い方ないじゃん。泣

でも心のどこかにそんなドライな自分がいるんだろうなと思う。
でもでも、世界は幸せなことに溢れていると信じている自分もいて。

この揺らぎが人間らしいなと思っている。

僕も人間なんだな〜。（山田くん、山下清風）

すみません、くだらないことを言ってしまいました。
本題に行きます。読書感想文です。
書籍は、「知的戦闘力を高める　独学の技法　山口周著」である。

感想の結論から。
「独学はベースのように本書では書かれているが、かなりレベルの高い域だと感じた。スティーブンコヴィー氏の7つの習慣でいうと、「刃を研ぐ」フェーズだと思う。自分が信じる思想を決めて、自分の立ち位置（自分で決める）を見極めることが重要だ」

本書を読了して感じたのは上記の通りである。
1番言っちゃいけない言い方で言うと、
「それは山口さんだからできる技法だよ」
ということ。
（⚪︎⚪︎さんだから、、、というのは言っちゃいけないよ、そういう人は絶対に伸びないよ。だってやらない言い訳が⚪︎⚪︎さんだからって何でも言えちゃうから）

独学は、主に読書を指していて、読書法は以下の4つに分類しえいる。
①短期的な仕事でひつような知識を得るためのインプット（ビジネス書）
②自分の専門領域を深めるためのインプット（ビジネス書＋教養書）
③教養を広げるためのインプット（主に教養書）
④娯楽のためのインプット（何でもあり）

そして、問いを生み出すために以下のジャンルで読書してみては、と提唱されている。
①歴史　②経済学　③哲学　④経営学　⑤心理学　⑥音楽　⑦脳科学　⑧文学　⑨詩　⑩宗教　11自然科学

ちなみにこういうジャンルで独学するのは良くないとも述べられている。

え？どういうこと？
という声が飛んできそうです。

「歴史を学ぼう！」という思いで独学するんじゃないよって山口さんは言っています。
「テーマが主で、ジャンルが従」であると。
「共産主義革命はいまだ可能なのか」というテーマを文にした形で独学を始めるべきだと話す。
すでに誰かが体系化した知識の枠組みに沿って勉強するということですから、その人ならではの示唆が生まれにくいから。

上記で示している11のジャンルは従として捉えて、私の独学のテーマは何なのか、文にまとめておくことが重要だ。

そして、これがどうしてレベルの高い域だと感じたのか。
それは、範囲が自分の域を大きく超えていることから強く感じる。

モーツァルトなどの音楽の範囲が、私の範囲外なのは明らかだ。

歴史、宗教など今の私に興味が生まれにくいジャンルも多い。

それなのに、知的戦闘力を上げるために闇雲に上記の本を読み漁っても価値を見出せる自信がない。

これって、7つの習慣でいう「刃を研ぐ」フェーズじゃないかと思うんです。
大事なのは、自分がどこの立ち位置にいて、自分は自分に対して何を求めているのかを定めることだと思う。

7つの習慣は、
①主体的であれ
②終わりを思い描け
③最優先事項を優先しろ
④win-winを考えろ
⑤相手を理解しろ
⑥シナジーを作れ
⑦刃を研げ

私の今の立ち位置は、「相手を理解しろ」だと思っています。
全然出来ていないんです。これがまた。
それにつながる自己研鑽を積まないと自己成長にならないとも思っています。

でもこの7つの習慣はあっちこっち行っても良いと考えます。
主体的であれにフォーカスする、
シナジーを作れに注力してみる、
刃を研ぐことに時間を使おう。とも。

軸足は、「相手を理解しろ」だけど、
上記の習慣が身につくようにピボットすることができたらと思っています。

じゃあ本書で書かれている独学って何なのか。
要は、自分の範囲を広げるための手段だと考えること。
軸足ではない。
軸足は何なのかを定める。（自分としては大事なところなので何度も言って、自分に言い聞かせています。）

いやー2000字。長くなってしまった。