読書感想文 生きることをじんわりと味わう
線状降水帯があったりと、雨の被害もニュースで出てきている。
私の住んでいる地域は、ずっと晴れ模様だったところ、いよいよ梅雨入りした。
やはり晴れが好きだが、ずっと晴れが続くのもそれはそれでキツい。
ちょっと雨が降ってくれたおかげで、外は涼しく感じる。
ずっと同じところに居続けるのも辛いものがある。
定期的にコンフォートゾーンを抜ける時期をとることで、第四の脳内物質「アセチルコリン」が分泌されて、創造性に刺激が加わる。
だから、晴れ好きな私にも雨は必要だってことです。(どういうまとめ?)
さて、今日も読書感想をやっていく。書籍は「「最強!」のニーチェ入門 飲茶著」である。
Viocyでイケハヤさんが激推ししていた著者の一冊。
(実際に推していたのは違う本だが)
なぜニーチェにしたのか。
落合陽一さんがお父さんからこう言われたそうだ。
「ニーチェを読まんやつとは会話はしなくない」
きつ〜。てかどういうこと?
盛って話しているとは思いますが、(まさか読んでいない時期に会話していないわけじゃないだろうから)
メッセージとしては、
「ニーチェくらい読め」
ってことだろう。
私もニーチェは、「超訳ニーチェの言葉」は読んだことがある。
でも、名言集のようなものなので、体系的に文脈を追ってニーチェを知ったわけではない。
「ニーチェくらい読め」
落合陽一さんのお父さんからそう言われたような気がしたので、まずは入門編ということで、分かりやすく書いてくれている飲茶さんの本をポチった。
まず、途中まで読んでみての感想のまとめから。(まずと言いながらもう600字オーバー)
「白哲学(本質哲学)から、生きる意味はないことを知るが、それでも私は精一杯生きていきたい。末人にはなりたくない。」
これから、私は私と関わる人全ての人に、
「末人にはなるな〜末人にはなるな〜」と
呪いのように言葉をかけることになるだろう。
(気持ち悪いやつです)
末人とは何か。
「何の目標も夢もなく、トラブルを避けて、ひたすら時間を潰すだけの人生を送る人間」のこと。
生力、気力がない状態です。ニヒリズム(虚無主義)を拗らせたやつです。
自分の周りを見ると、そういう大人結構いるなと思う。
少し踏み込んだ話をすると、「あまりやりたいことがない人なんだな」ってのは分かる。でも何事もないことが1番。って考えている人。
ちょっと前の私も割とそういう感じだったように思う。
では何が変わったのか。
本を読むようになったってことだろうな。(月並みな回答泣)
本で様々な人の考え方に触れる→自分の生活に見直してみる→世界の見え方が変わる
いつだって生きる意味をくれるのは自分だ。
しかもエネルギーが溜まっている状態じゃないと、その思考に至らない。
エネルギーが溜まりやすい方法を自分で知り、意図的にコンフォートゾーンを抜け、ふと立ち止まって自分を俯瞰して見てみる。
そうやって生きる意味をじんわり味わうことができるんじゃないかなと思うのである。