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読書感想 持ち時間を考える

今日も何とか走ることができた。
脈拍数を基準にしながら走って、HR140くらいで走れたらいいなと思っているがどうしても150、160と上がってしまう。
なぜだ。。。

それは、昨日の不摂生も祟って昨日の睡眠が良くなかったのか。
いや実はもっと簡単な話で、だんだん暑くなってきた!ってこと。
自分の走る速度としては、だいぶ落としているが、暑さも影響して脈拍が上がってしまうのだ。
くそ〜悔しいです。
1km6分をなんとか140に抑えて、汗をかかずに走れたらという私の野望は消えてしまいました。

汗ダラダラ。(汚くてすみません)
ぜぇぜぇとした呼吸でフィニッシュ。泣

暑さにやられた朝のジョギングでした。

こういうことってあるよなって。
環境に引っ張られてしまうってこと。

会社にイライラしている人がいれば、何だか自分も心がザワザワ。
せかせか仕事をしている人に合わせて、おっとりタイプの私もなぜか、せかせか。

要素が複雑に絡み合って、今の自分がいるんだなって思う。
「自分らしく」なんてないのかもとも思う。
だって周りにめちゃくちゃ影響を与えられているんだもん。
いやその中でも
「私も周りの人に影響を与えている1人」
と自覚すると、自分の行動の選択も価値が見出せるかも。
堂々巡りで、長くなってしまった前段の話でした。。。

さて、読書感想をしていく。
書籍は、「がんになってわかったお金と人生の本質 山崎元著」である。


読了した感想を綴りたい。
感想の結論はこれです。

「超合理的な考えをもってしても、死を意識することは感情がすごく動くこと。持ち時間を計算することで、自分にできることとできない(しない方が良いこと)が見えてくる」

まず、本書は忖度がほとんど無しで、筆者の思いの丈をぶつけられた一冊だったというのが1番の感想。
「馬鹿げている」
「相当に愚かな人だ」
「相当に判断力が弱い」
辛辣な言葉が並ぶ。

それは、数字を使った合理的な判断が山崎さんはできるから、おかしい行動にダメ出しをしているのだ。
このように、合理的な人生を歩んできた山崎さんも、食道癌になり死を意識すると、感情が動いているように私は読み取れた。

親切にされることを毛嫌いする(情報過多になる)
「正しく怒る!」怒りについて言及する。
自分は癌患者として素人投資家を同じだなと自分を振り返る。
母親にお礼を言いたい。

山崎さんも私たちと同じなのだと人間共通事項を感じた。

自分のことに置き換えると、死がまだ日常なものになっていないことは危険視している。
つまり、危機感なくダラダラと時間を浪費しているということだ。

せっかく、魂をこめて執筆された山崎さんの本から自分も何か考えるきっかけをつくりたい。(さらっと書いているかもしれないが)
自分の持ち時間を考えてみる。(自分の年齢がバレそうだが、、、)
人生100年時代だとして、私の人生の持ち時間は「534,360時間」
定年退職を65歳だとすると、私の仕事の持ち時間は「227,760時間」
長子が中学校入学するまで、家族の時間をもってくれる持ち時間は「13,392時間」
4月に異動をする(はず)なので、今の職場で過ごせる持ち時間は「4,320時間」

結構時間がない。
人生の持ち時間は、長く感じる。
仕事の持ち時間も、案外長いなと。
長子が中学校入学から一気に焦燥感にかられる。一緒に旅行に行ってくれるのも、あと1万時間くらいなのか、、、
今の職場なんてあと4000時間なのか。
休みなんて入れたらもっと少ない。

その時に、「何かやらなきゃ」と焦るのではなく、
「これはやらない」と決められることが重要だ。

長子が中学入学のことを考えて、「これはやらない」と思うのは、
「子どもとの時間中(食事時間)にスマホをいじらない」
「ネガティブな発言に時間を使わない。(自分のストレスレベルに応じて)」
「予定を埋めすぎない。あれやれ、これやれと言わない。習い事について」

今の職場のことを考えて、「これをやらない」と思うのは、
「同僚の悪口に時間を使わない」
「実現不可能なことに時間を使わない」

身の回りのことで考えることができた今回のnoteはちょっと満足感もある。

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