読書感想 信じることでスキルが高まりやすい
パートナーに感謝だ。
連日猛暑日を記録するなど、暑い日が続いている。
私が住んでいる街も御多分に洩れず、非常に暑い。
そのまま過ごしていると、汗が吹き出してくる。
ここで、いつもだったら「エアコン」を頻繁に使う。
でも、最近はできる限り使わない。
幸いにも風も吹いているので、窓を開けて、新調した扇風機を付けて、暑さ対策している。
なぜか。
電気代が気になるからだ。
使用している電気会社が6月に値上げを発表した。さらに電気代が上がるのだ。
1〜9月は、政府から物価高の影響を鑑みて、電気代・ガソリン代に補助金を出していた(出している)らしい。
知っていました?
だから、まだ高くなった〜!と騒いでいても、さらに値上がるらしいのだ。
恐ろしい。
そこで、パートナーは積極的に扇風機を使っている。
暑がり寒がりなパートナーですが、今日の朝もエアコンをつけずに、窓開け、扇風機で過ごしていた。
本当に感謝である。
さて、今日も「VISION 夢を叶える逆算思考 三苫薫著」の読書感想をしていく。
結論から。
「人生は、しなやかに信じたもん勝ちだな」ということである。
三苫選手は、小学校3年生で川崎フロンターレの下部組織のU-12に入団する。
その時の監督である髙﨑康嗣監督との出会いで「プロ意識」が芽生えたという。
フロンターレのワッペンを付けた移動着がいつも外部からは、「フロンターレのユースの人だ」と見られていることを表していることを自覚させる。
「そのワッペンをつけていることは、プロチームの一員なんだ」
三苫選手は、徐々にプロへの意識が高まっていく。
それは、ピッチの中だけでなく、ピッチ外、プライベートでもそうである。
そして、髙﨑監督からは、
「目標シートを作り、「短期」「中期」「長期」の目標設定すること」
「利き足の精度を高める練習法」
「相手の選手の全員、ドリブルで抜いてこい」
「どうしてあのプレーをしたんだ」を答えられるようにしろ
と教えてもらったことを三苫選手は実行に移した。
愚直に信じて。
ここで考えたいのは、「髙﨑監督が言っていること、フロンターレのワッペンからプロ意識を疑っていたらどうなるか。」である。
いやいや、言っていることを鵜呑みにして、安直に考えすぎるのはどうなのよ。
自分の頭で考えることが大事なんじゃないの?
という意見が聞こえてきそうだ。その通りである。
言っていることを盲信していると、
どうしてそう考えるの?と問われたときに、
「髙﨑監督が言っているから」
となってしまいそうだ。これではいかん。
巷でも「当たり前を疑う」を主張している人を見かける。
時々は良いのです。
時々は足を止めて、「これは道として合っているのかな?やりたいことなのかな?」と。
私が言いたいのは、
「まず信じてみて、愚直にやり続けることがスキルを高めるスピードを爆速させる。」
である。
三苫選手で言ったら、以下の3パターンがあると考える。
①「相手チームの選手全員、ドリブルで抜いてこい」
と言われたときに、
ただ
「はい!」
と言ってやること。
②「いやこれはチームとして意味ないでしょ」
と疑いながらプレーしたり、
言われた通りにやらずに、全然違うプレーをしたり。
疑う心を持ったままのプレーや自分の意のままのプレーを続けても、上手くなりっこない。
だって、自分のコンディションなどでやるべきことがブレてしまいがちだから。
自分の中で芯を通すって大人でも難しい。
ましては子どもならなおさら。
大事になってくるのは、外からのアドバイス。外から言ってもらうこと。
③「相手チームの選手全員、ドリブルで抜いてこい」
と言われたときに、
「なんでそんなことを言うのだろう?」
と監督の真意を考えながらプレーする。
「ドリブルを極めろ、お前の生きる道は「ドリブル」だ」
スキルの成長スピードは、③>①>②
まず信じてやってみることなんだなと改めて感じることができた。
私の経験も少し挟む。
今まで私が担当してきたイベントを後任の方に引き継いだ。
私がサポートに回った形だ。
後任の方からこう指示された。
「領収書と名札を作ってください。」
おいおい、こんなこと言われる前に自分で気づいて動けよ。というツッコミはなしで。
私が担当だったときに「領収書と名札」を作ることも自分でやってしまっていた。
後任の方、人を使うのが上手いな〜。
その担当だった時に作っていた「領収書と名札」づくりのスピードが「1」だとしたら、先日行った「領収書と名札」づくりのスピードは「100」くらいだった。
この違いは何か。
もちろん、やり方がわかっていたというのも要因として大きくある。
しかし、違うなと思うのは、
「このやり方で良い」
と思って信じていたことである。
はじめて、「領収書と名札」づくりをしたときは、「これでいいのかな?」と半信半疑で進めていたので、スピードがすこぶる悪い。
でも先日行った「領収書と名札」づくりは、「これで合っている」と信じてやったので、めちゃくちゃ速かった。
これって仕事であるあるだよな〜と思った。
しかし、反面大事にしたいのは「盲信せずに、違和感をもったら一旦立ち止まる」ことである。
自分のアンテナの感度も高くして、しなやかに生きていきたい。