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大きな致命傷

最近、新しく担当することになったお客さん。

当初、このお客さんと直接やり取りをしていたのは、ボスでした。

ボスがお客さんとの間に入ると、ロクなことがありません(笑)。

男性の先輩従業員が私に言いました。

「この職場での仕事の肝は、ボスを排除して、自ら直接お客さんとやり取りをすることです!」

「そうしないと、ちっとも仕事が進まなくなりますからね!」

昨日、このお客さんがボス宛に電話をかけてきましたが、彼は不在でした。

仕方無く、私が代わりに電話に出たところ、お客さんは、大変不安がっていました。

「○○さん(ボス)から、仕事の進捗について、何の報告もありません!」

どうやら、ボスはこのお客さんを放ったらかしていた模様。

私からは、ボスに仕事の進捗状況を報告していたのですが、お客さんには全く伝わっていませんでした。

(可哀想なお客さん)

私自ら、お客さんに色々説明をすると、ようやく、落ち着いてきた様子のお客さん。

ついでに、ボスに頼んでも放置されていたお願いを直接お客さんにしてみたところ、快諾してくれました。

ボス曰く、「そんな事、お客さんにお願いしなくても良いだろう?」

この発言に頭を抱えていた私。

(仕事が進まないやんけ~!)

お客さんの協力を得たことで、一気に仕事が進みます。

お客さんも、これからは、私と直接やり取りをしたいと言ってくれました。

これで、お客さんも私も大幅なストレス軽減に(笑)。

初めは、私が直接、お客さんとやり取りをすることに難色を示していたボスですが、お客さんのお望みとあらば仕方がありません。

ボスと関わると、大概のお客さんが不幸になるという不思議な現象(笑)。

人の話を根気よく聞けないことが、ボスの大きな致命傷となっているのでした。

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