大人しい人が見限る時
今日は、夏休み2日目。
でも、私と同じ職場で働いている友人は、今日も働いているハズです。
本当は、私も危うくボスに夏休みを取り上げられそうになりました。
お客さんが望んでもいないのに、自ら仕事の納期を早める約束をしたボス。
友人は、この被害に遭ってしまいました・・・。
ボス自身は、しっかり夏休みを取得。なんか、釈然としません。
友人はこの夏休みに、最低でも1200人を超える人達のある手続きを行わなければなりません。それも、通常業務に加えてです。
彼女の残業時間は、職場でもトップクラスです。
9月末には、退職する予定の友人。燃え尽き退職です。
大変大人しくて、優しい性格の友人。
怒りの言葉を口にした時は、もう手遅れです。
ボスが彼女の退職を思い留まらせようとするのですが、無駄です。
ボスのワガママを黙って許し続けてきた友人。
「これ位、良いだろう」と友人に甘え続けてきたボス。
機嫌の悪い時は、彼女に暴言を吐いたりしていました。
「何も文句を言わないから、大丈夫!」などと考えていたなら、大間違いです。友人の怒りは大きすぎて、ボスに対して、退職理由さえ口にしません。
でも、鈍感なボスは、友人が「何となく辞める」と思っているのです。
ボスは、友人に「退職理由も無いのに、辞めなくても良くない?」と言ったそうです。
大人しい人が去る時、相手にその理由をお知らせすることはありません。
相手方は、突然居なくなられて、あっけに取られるのが関の山。
一見、冷酷そうに見える友人の行動ですが、それ相応の訳があるのです。