
狂ったドラマに終止符を
転職活動を終えて、来月から新しい職場で働くことになりました。
今さらながら、新天地のことを調べてみると、福利厚生は、現在の職場と比べると天と地程の差があります。
次の会社は、入社して半年間は研修に当てられ、書籍代も年間で相当な額を補助してもらえます。
いきなり、顧客を持たされることはありません。
外資系の会社であるため、英語の講座も無料で受講できます。
社会保険関係も今までよりも遥かに恵まれたものとなり、退職金制度もあります。
一方、今の職場は、仕事に必要な書籍代や教育費は一切出ません。全て、自腹。
酷いことに、有資格者の登録費用も自腹…。
福利厚生も無く、退職金は特別にお気に入りだった、ごく一部の従業員しかもらえないのだとか。
研修も一切無く、殆んど何も教えてもらえない状態で、いきなり顧客を持たされます。
お客さんは、しばらくの間、新人さんの練習台と化します。
新人さんが成長するまで、かなり質の悪い仕事の成果物が納品されることになるのです。
可哀想なお客さん…。
仕事をしている本人は、分からないのオンパレードで、精神不安定に陥ります。
誇りの持てない仕事をお客さんに納品するのですから、後ろめたさでいっぱいです。
私の場合は、運良く(?)、担当したお客さん側に、多少なりとも私が行った仕事をチェックする能力があり、確認作業を行ってくれていました。
(よく、契約が切られなかったものだ…)
そして、1番最悪なのは、ボス。
精神状態は、常に不安定で不機嫌。
パワハラ野郎で、サイコパス。
嘘をついて、従業員を採用。
騙されて怒った従業員は、すぐに退職。
しかも、全く仕事ができません。
仕事からは、できるだけボスを排除するのが良いとされています(笑)。
昨年の9月に入社した後輩。
私の転職劇を目の当たりにして、興奮状態に…。
彼女は、労働条件を偽られて入社。
怒りが募っていました。
「あんなに頭が悪いのに、有資格者(ボス)なんて信じられませんよ!」
「私の人生を返せ!」
「私も花甘露さんに続いて、連鎖退職しますからね!」
「労働条件が違う!」と抗議した後輩に、「会社というものは…」云々と、訳の分からない説教を始めたボス。
最後には、「皆が協力しなければならないんだ!」等と締めくくったそうです。
論点そらしだけは上手いボス。
でも、バレています(笑)。
今度は、後輩の転職活動を応援する私。
早く、この狂ったドラマを終了させなければならないのでした…。