仕事の性質と力配分
私の仕事は、特定の機関に大量の書類を出す必要があります。
この時期は、特に量をこなさなければなりません。
今日1日だけでも、約1000枚の書類を提出。
準備期間は、3日間でした。完璧を目指している場合ではありません。
締め切りが、頭にちらつきます。
とりあえず、締め切りに間に合ったという事実が大切です。
私の前任者。とても、真面目でした(笑)。
「完璧な状態で、書類を出さなければならない!」とノイローゼーになっていました。そして、この仕事に挫折。やがて、退職・・・。
書類に不備があれば、提出先から連絡があります。
チェックは、提出先が行うので、提出後は、腹をくくって待つだけです。
不備の補正は、それからでも遅くはありません。
もちろん、ミスが許されない性質の書類もあります。その場合は、私も真面目になります(笑)。
すべての仕事を、同じ力配分で行っていた前任者。
「恥をかいてはいけない!」という思いが強すぎました。
相手に任せられるところは、任せていかないと壊れてしまいます。
仕事の性質と、どこまでの完成度が求められているかの見極めは、とても大切なのでした。