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実は、相手のためにならない事

私の職種。

一応、公益性が高いとされています。

扱える仕事の種類は複数あります。

その内の1つが、今、人手不足に…。

大変神経を使う仕事で、不人気です(笑)。

最近、この仕事ができる人を社内で育てて来なかった企業が続出。

今までこの仕事をしていた人達が、退職する年齢になってきました。

属人化の傾向がある仕事で、難易度は高め。

担当者が亡くなってしまい、慌てて仕事を依頼して来たお客さんの資料を分析してみたところ、重大な間違いを発見しました。

担当者は、長年1人でこの仕事を行っていたそうです。

他者の目が入らなかったことで、誤りが放置されて来たのです。

属人化の弊害は、こんなところにも現れます。

何年も遡って誤りを訂正するとなると、とんでもない事になります。

ボスに判断を仰ぐも、結局は、そのまま。

長年損をし続けてきた被害者が居ることに、心が痛みます…。

この会社の仕事を引き受けることになったのはいいのですが…。

丸ごと面倒を見てあげることで、お客さんの思考が停止する可能性が…。

もう、何でもかんでも頼ってきます。

(お客さんが、堕落してはいないか…?)

お客さんのところに仕事を残しつつ、正しい方向に導いてあげる方が良かったのではないかと思ったりもするのです。

分からないことがあればその都度指導をしてあげ、基本は、自立してもらう方が、長い目で見ればお客さんのためになると思うのです。

この仕事をすることで、社会の仕組みや流れを良く理解することができます。

自ら、その機会を放棄しなくても…。

やってあげることで、誰かの力を奪っているという現実。

(私は、こんな事がしたかったんじゃないんだ~!)

何だか釈然としないのでした…。

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