旅立ちは実現するのか?
今日は、ボスが不在。
早速、ボス被害者の会が結成されます。
今日のメンバーは、この職場で1番仕事ができる先輩と、彼のアシスタントの女性、そして、私の3人。
この3人、ボスに間違った雇用契約書を渡された過去があることが発覚。
皆、雇い入れ年月日が間違っていたのでした。
3人が入社した年月日は、全く違うのですが…。
とにかく、ボスは仕事が全くできないばかりか、赤字の仕事ばかり引き受けて来ます。
そして、自分1人だけ、法外な報酬を受けています。
アルバイトのお爺さんが、首をかしげます。
「なんで、皆、こんな劣悪な所で働いとるんか?」
「他に行けん理由でも有るんか?」
「変な宗教にでも犯されとるんか?」
「今、この職場から脱出できそうなのは、アンタ位やろ~?」
実務チームのボスは、なかなか人を退職させてくれません。
従業員の間では、「なかなか足抜けできない女郎の置屋」などと囁かれています。
私の友人は、退職を申し出てから、5ヶ月間、辞めさせてもらえませんでした。
人望の無いボスは、突如、思い付きました。
「そうだ、ママを雇えば良いんだ!」
保育園に子供を入れる為には、就労証明書が必要です。
それ故、簡単には辞めないだろうと踏んだのです。
お爺さんが呆れます。
「子供が人質かいな?」 「新しい手法やな!」
「さすが、アイツ、悪知恵だけは働くな~」
そう言えば、なかなか辞めないは、意地悪な人、他ではやって行けない人、ママさんが殆んど。
今週、ある所の面接を通過した私。
来週、職場見学をした上で、今の職場を去るかどうかの決断を下します。
またしても、今と同じ業界です。
上手く行けば良いのですが…。