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小悪魔女子の選択

最近、私の友人となった、同じ職場で働いている総務の女性。

彼女のあだ名は、「不思議ちゃん」。

彼女は、自分の欲望に忠実に生きています。

いい意味で、ワガママの輝きを放つ彼女。

決して、人に迷惑をかけている訳ではありません。

「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い!」と、ハッキリしています。

大好きなお洋服を着て、きらびやかなアクセサリーを身に付け、セクシーさ全開の彼女。でも、下品ではありません。

彼女の様な人間は、どうしても同性に嫌われてしまいます・・・。

ちなみに、男性陣からは、モテモテです。

普段は、強気な感じで振舞っている彼女。

でも、本当は、とても寂しがり屋さんです。

同性の同僚達から、「あんな服を着て!」とか、「振る舞いがおかしい!」とか滅茶苦茶な事を言われています。

いわゆる、「職場の皆が着ている様な、地味な洋服を着て、皆と同じ様に、目立たない様に行動しろ!」的な圧力がかけられているのでした・・・。

目立つと、どうしても、色々と行動まで非難されてしまいます。

しかし、非難している同僚達を見ていて思うのです。

「あなた方は、一体、どれ程出来た人間なのか?」

まあ、私は鈍感なので、「誰がどんな服を着て、どんなアクセサリーを身に付けているのか?」なんてことには、全く興味がありませんでした・・・。

逆に、そうであるが故に、総務の女性と仲良く出来るのかも知れませんが・・・。

彼女が、体調不良で早退した日。一部の同僚が、彼女を非難。

「無責任だ!」(どうかしています・・・。)

総務の女性が、言い放ちました。

「自分を嫌ってくる人の為に、好かれようと努力することは無駄!」

彼女は同調することよりも、我が道を行くことを選択をしているのでした。

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