働く人たちの心模様
現在、私が働いている職場。組織が大きくなり過ぎて、事務が細分化。
それに伴う弊害が出ています。
仕事に必要なデータがやって来ますが、誰がどういう根拠をもって作成したのか、分からないことも珍しくありません。
担当者が分かっても、問い合わせると、あからさまに嫌がられます。
「私の仕事は、ここまで!」と、皆が境界線を引いています。
「サービス精神」なんか出すと、損をすると思っている模様・・・。
職場では、人の話し声はほとんど聞こえません。人間関係は希薄です。
訳の分からない数字と格闘します。どうして、その数字が出てきたのかを把握しなければなりません。
ちょっと聞けば数秒で済むことですが、誰も教えてはくれません。
酷い時には、数時間考え込むこともあります。
無駄と思える仕事もありますが、前任者によると「伝統だから」という理由で、省略することが許されません。
全くもって、自分の意思や工夫を仕事に反映することができません。
働く人たちの表情が、死んでいます(笑)。
小さい組織で働いていると、仕事のすべての工程を自分で行うため、全体像を掴むことができます。また、仕事のやり方も結果さえ出せれば、各個人に委ねられています。
ただ、小さい組織では、ボスが狂っていると、従業員は悲惨です。
なかなか、程よい職場を見つけることができません。
現在の職場、転職エージェントの方によると、転職希望者が多いそうです。
一見、感情を持っていないが如く働いている人たちですが、その心の内は穏やかでないのかも知れません(笑)。