富山ブラックというラーメン
富山県に住んでいた頃、1度は食べておかねばと、ご当地ラーメンである富山ブラックを食べに行きました。
富山駅近くの大喜というお店に入りました。
すると、お店の方が心配そうに
「うちのラーメンは辛いですよ。大丈夫ですか?」とおっしゃいました。
富山ブラックは、その昔、黒部ダム建設に携わった肉体労働者が汗によって失われた塩分を補給するために食べたもので、大変塩分量が多くなっているのです。労働者は弁当箱に詰め込んだご飯を持ち込んで、このラーメンと一緒に食べたそうです。
醤油の中にそのまま麺が浸かっているような見た目です。
醤油の黒さが際立ちます。ブラックという名前の所以です。
味は想像通り、醤油のじょっぱさがきいていました。
麺は太目。しっかりと醤油の辛さをまとっています。
普通の人が食べると健康に悪そうです。大半が男性客です。
話の種に食べてみるには良いのかも知れませんが、なかなかこのハードなラーメンを習慣的に食べるのは難しいと感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?