年齢という偏見
私のいる業界。少々年を重ねた人の方が、珍重がられます。
若いと、「あんた、大丈夫?」みたいな感じになります(笑)。
でも、社会一般的に見ると、このようなことは稀なのかも知れません。
どうも、社会は年を重ねた人達に冷たいように感じられます。
ある人が言いました。彼自身も、高齢者です。
「昔はさぁ、ご老人は珍しくて、大切に扱われたものなんだよ!」
「それがさぁ、世の中、老人ばっかりになって、希少価値が無くなっちまったんだね!」「もう、邪魔者扱いよ・・・」
大変、ご立腹のご様子です。
「人間40歳を超えると、記憶力が悪くなって、使い物にならない」などと言っていた人がいましたが、両親を観察してみたところ、その様な気配は見受けられません(笑)。
「○歳限界説」などという言葉をよく耳にしますが、年齢で人の能力の限界を決めるのは如何なものか?
国は定年の延長を企業に求めていますが、先ずは、「年を重ねた人達に対する偏見を無くすことが必要なのでは?」と思うのでした。
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