そもそも論
今日も、職場は、平和(笑)。
これまで、毎日が異常事態みたいな職場ばかり渡り歩いて来ました。
パワハラ、セクハラ、長時間労働まみれ。
(刺激が、減ったのだ!)
今年から働き始めた職場のボスは、従業員の仕事に、ほとんど口出しして来ません。
好きな時間に出勤して来て、好きな時間に帰宅。
この職場の従業員は、ベテランか新人で構成されており、中間層がいません。
私も、まだ、キャリアは浅い方。
ベテラン従業員が複数いることで、ボスは、楽ができる模様。
この業界は、ブラックである職場が多く、離職率は高め。
仕事ができるベテラン従業員がいる職場は、珍しい部類に入ります。
離職率が低い今の職場は、長年人を雇う必要がなかったため、中間層が居ないのです。
ところが、近年、仕事が激増。
職種未経験の新人を沢山雇ったところ、ベテラン従業員が疲弊。
「新人教育に疲れた!」
ボスは、方針転換を迫られることに…。
「もう、職種未経験者を育てるのは、止めた!」
毎日、目を皿の様にして、転職サイトを閲覧するボス。
「今日は、面接に呼ぶべき人が応募してくれているのか?」
ボスの期待も虚しく、スーパーマンは現れません…。
既存の新人を放置する訳にも行かず、外部から教材を手配したりして、何とか成長を促すボス。
まだ、職種経験が不十分であると思われる私にも、新人指導を期待される羽目に…。
同業者の職場を渡り歩いたことの無い先輩方は、簡単に職種経験者が雇えると思っている様です。
「ボスは、何をやっているんだ!」
「早く、経験者をよこせ!」
(あ~あ)
そもそも、この業界のイメージ自体が悪いのです。
(ホワイト出身の先輩方には、分かるまい…)
こんな職業、誰が好んで目指すのか?
現実は、厳しいのでした…。