断るという選択肢
今日は、一日中、公的機関に提出する書類を作成。
正確には、書類ではなく、データ。
8時間もパソコンにしがみついて、疲労困憊。
紙の書類を提出した方が、楽なのですが…。
仕事が終わった頃には、頭痛と眼精疲労。
このデータ作成のためには、細かい計算も必要。
緊張状態が続きました。
私の目の前に座っている女性は、厄介なお客さんに絡まれて、悲鳴を上げていました。
彼女のお話を聞いてあげたいのは山々でしたが、今日の私は、全く余裕がありませんでした。
「う~」
「うぉ~」
やるせない気持ちが、駄々漏れ。
見かねた隣の女性が、彼女の話を聞き始めました。
「お婆さんだから、話が通じないのー」
「記憶も曖昧で、何をどうしたのかも説明できないのー」
「何でもかんでも、私にやらせようとするのー」
かつて私がお仕えしていたボスなら、この様な場合、お客さんを叱りつけて話を強制終了させていました。
こんなやり方は感心しないのですが…。
でも、時には、仕事を断ることも大事。
問題は、断り方。
かつて、母は、上司に言われたそうです。
「上手に断ることができて、(職業人として)一人前」
果たして、この件は、どう決着するのか?
責任感の強い女性の悩みは続くのでした…。