見出し画像

軽やかに生きる呑気者

父の母(祖母)。

本当は、父と一緒に暮らしたかったのですが…。

父の2番目の兄と一緒に暮らすことに…。

この兄、社長でお金持ち。

理想高く生きる努力家。

「お袋は、母親らしくなか!」

なんだか、不満げ。

どうやら、彼の思い描く崇高な母親像とは、違うらしいのです。

ちなみに、祖父は、彼の理想とする父親像に合致。

皆から、「人格者だ!」などと言われています。

父がこの兄に会うと、祖母の愚痴をかなり聞かされることになります(笑)。

母の実母(母方の祖母)も、母と結婚する前の父に同情。

「(誰にも頼らずに)1人で生きている人(父)に、『あれしろ、これしろ!』と色々要求してからに😠」

父は、給料のほとんどを祖母に仕送りをしていたため、極貧生活を送っていました。

祖母は、父からお金をもらうだけで満足できず、「手紙をくれ!」と盛んに催促。

父は幼少期、両親に構ってもらうこともなく、早く大人にならざるを得ませんでした。

結婚した父は、母に言いました。

「やっと、甘えられる人ができたと!」

気性の激しい母も、この父の言葉を聞いて、ホロッとしてしまいます。

父自身は、親を恨んでいる様なフシは全くありません。

「お袋も、(子供が多くて)大変やったと!」

「兄貴も、(祖母の言うことを)真面目に受け止めるから、喧嘩になると!」

「ただ、『フン、フン』と頷いておけばよか!」

「どうせ、お袋もすぐに(言ったことを)忘れると!」

(お父さん、呑気過ぎるぜ!)

私が思うに、父方の祖母は、かなり執念深いのでした(笑)。


いいなと思ったら応援しよう!