プラスαを出してくる人
この時期、私の仕事用の電話が鳴りっぱなしです。
電話を受ける私も、もうろうとしていますが、電話をかけてくる方も疲れが見え始めているようです(笑)。
ある機関に大量の書類を提出したため、その審査が始まりました。
「この書類のこの部分の数字は、どうなっているんですか?」と相手方。
指定された書類の写しを見てみるのですが、その数字が見当たりません。
仕方なく、その機関に提出した書類のすべてに目を通し始めます。
そして、ようやく審査する側が、別の書類と取り違えていたことが判明。
「ご指定の書類は、別の年度のものではありませんか?」と私。
すると、相手方が誤りを認めました。
かなりの数の企業から、大量の書類が送付されているはずの審査機関。
お互い、ミスを責め合う気にはなれません。
審査をする方もされる側も、お互いの大変さが分かっているからです。
今日電話をかけてきた審査機関のおじさま。かなり、人間味を出してくるタイプの方でした(笑)。
相手の感情に寄り添う姿勢が伝わってきます。苦労人の匂いがします。
殺伐とした仕事の合間の、ちょっとしたオアシスです。
また1人、可愛げのある人を見つけて、つい嬉しくなってしまうのでした(笑)。