教育体制の整っていない職場
今日、今月私が抱えていた大きな仕事の結果が、すべて確定しました。
もう、修正は必要ありません。
ホッとする一方、来月もまた、この恐怖がやって来てます。
私が行った仕事の結果を、きちんと精査しないお客さんも存在します。
不安で仕方がありません。
この職場で働き始めてから、まともに仕事を教わったことなどありません。
ストレスは、溜まる一方。
そこで、数週間ほど前、ボスに向かって騒いでみた私。
「こんな状態で、まともな仕事などできません!」
「お手本が無い状態で仕事をしているのですよ!」
「夜も眠れません!」
「どうせ、騒いでも虚しい」と思いつつも、騒がずにはいられませんでした・・・(笑)。
今日になって、ボスが私を自分の席に呼んで、言いました。
「花甘露さん、今年度の予算が余ったら、○○の講座を受講させてあげますからね!」
「残念ながら、私の背中を見て仕事をさせてあげることは出来ません!」
(実は、ボスは仕事が出来ないのでした。トホホ・・・。)
「これで、少しでもあなたの不安が和らげばと思うのです・・・」
ボスは自分が仕事を教えられないので、DVDを購入して、私に見せようという作戦です。
もっと早く、そうして欲しかったのですが・・・。
しかし、仕事のやり方は、お客さんによってまちまちです。
この講座を受けたからといって、すべてが解決する訳ではありません。
(それでも、まあ、精神安定剤にはなるか・・・。)
もはや、そこそこ知識が付いてはきています。
この講座が、どれ程役に立つのかは分かりませんが、無いよリはマシ。
今まで、教育体制をしっかり整えていなかったボスにしては、珍しい提案です。
優秀で従順な先輩従業員達のおかげでここまでやって来たボスでしたが、生意気にも、私の様な不出来な従業員が退職もせず「わ~わ~」騒いだことにより、奇妙な展開となってしまいました・・・(笑)。