厳しいスタートライン
来週から、またしても締め切りのある仕事がやって来ます。
この仕事がやって来ると、どんなに体調が悪くても、納品が完了するまで休むことが許されません。
私以外、このお客さんの仕事のやり方が分からないからです。
本来、この様な仕事は、担当者を2人以上置いておくべきなのですが・・・。
危うい仕事の体制にストレスが溜まります。
余裕のある所では、ダブルチェック要因もいるのですが、私が働いている職場は、その様な人員を雇う余裕がありません。
前任者からの引継ぎもロクに受けれず、ボロボロの状態でこの仕事を始めた私。ボスに対しては、怒りしかありません。
とりあえず、これと同じ種類の仕事をしていたことのある父に泣きついて、教えを乞い、ようやく、正確な仕事が出来る様になったのでした・・・。
こんな事ですから、退職者が後を絶ちません。
同じ職場で働いている友人が「辞めたい!」と言った時も、とても「辞めないで!」とは言えませんでした・・・。
私の前任者は、メンタルをやられて退職しました。
彼女、未だに仕事に就くことが出来ずにいます。
友人の場合、まだメンタルに深刻な異常をきたしていないため、退職後、すぐに仕事を探すそうです。
しかし、友人は、スキルアップできない仕事しか任されていなかった為、転職活動は厳しいものになりそうです。
総務の女性が、言いました。
「事務職に就くには、普通じゃダメだよ~!」
「何か、ウリがないとねー!」
ちなみに、彼女は、英会話が得意で、日商簿記2級保有者です。
私が働いている職場。専門職集団です。
友人は、有資格者として働いていた訳でもないので、同じ業界に行くことも困難な状況です。
「失業給付なんて貰っている場合じゃない!」焦る友人。
自己都合退職の彼女は、待期期間3か月を経ないと、給付を受けることができません・・・。
ストレス続きで、給与のほとんどを使い込んでいた友人。
早く、次の仕事が決まれば良いのですが・・・。
この友人が担当していたお客様、仕事を切られて、若くして自殺する従業員が続出していました。
なんとも、生きて行きにくい世の中ですが、彼女の幸せを祈るばかりです。
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