ちょっとしたショック
今日は、仕事で公的機関に提出するための書類を作成しました。
本来、手書きでも良いハズの書類です。
ところが、・・・。
ボスが「待った」をかけます。
「花甘露さん、今の時代、手書きなんて止めましょうね!」
実はこの書類、データ化するのは大変だと同僚に聞いていました。
有料のPDFをダウンロードして、編集に悪戦苦闘していた同僚。
手書きの何倍も、時間がかかっていました。
私も、彼女から編集の仕方を伝授されたのですが・・・。
(本当に、こんな面倒なことをしなければならないのか?)
そんな時、テレワーク中の先輩から電話が掛かってきました。
「花甘露さん、今度○○という書類を作るんだって?」
「それさぁ~、××というソフトで簡単に作成出来るんだよ~」
(マジか・・・!?)
このソフト、元々皆が職場で使用していたものでした。
しかし、先輩以外、誰もこのソフトで、今回私が作ろうとしていた書類が簡単に作成できることを知りませんでした。
早速、同僚にこのことを伝えると・・・。
大変ショックを受けてしまいました。
「今まで、私は何をやっていたのかしら・・・」
それを聞いた私。
「じゃあ、知らない方が良かったの?」と尋ねてみました。
すると、ブンブンと大きく首を横に振る同僚。
1年以上も、ボスに伝授された複雑な方法で書類を作成させられていた彼女や他の人達のことを思う時、本当に情けない気持ちになる私。
どうして、有益な情報が職場の皆に共有されていなかったのか?
この職場では、ほとんどの人達が、個人商店的な感じで仕事をしています。
情報をくれた先輩も、まさか、皆が複雑な方法で書類を作成しているなんて、思いもしなかったことでしょう・・・。
たまたま、この職場に移籍してきたばかりの私を気遣って情報をくれたことが、皆の間に大きなショックをもたらしたのでした・・・。
もっと、従業員の間で仕事の話をする必要が有りそうです。