程よく諦めさせる術
父を見て、思うこと。
何事も、さじ加減が大事。
母は、言いました。
「お父さんは、邪魔にならない人やねん!」
(何だか、消極的な表現かもね…)
大変気性が激しくて、両極端な性格の母。
時に、破滅的な世界に突入。
それを、そっと、まともな世界に戻すのが父の役割です(笑)。
父の行いは、さりげなさ過ぎて、分かりにくい傾向が…。
とぼけた顔をして、何でもさらっとやってのけます。
力まない、頑張り過ぎない、こだわらない。
なのに、である。
いつも、標準以上の結果を出すのでした。
母の実母は、大人しくない母に手を焼いていた模様。
まあ、生まれたばかりの母を、一旦は捨てた過去があることも影響しているのですが…。
母の親戚達は、思っていました。
「あんな、ごんたくれな娘は、ロクな人生を歩まない!」
「結婚しても、離婚されるに違いない!」
母の実母や弟までもが、「父が母に離婚を言い渡す日が来るのではないか?」と思っていた程。
ところが…。
呑気者の父は、謎のスキルを駆使。
母の心に平和をもたらす救世主となったのでした(笑)。
「まっ、いいか!」
相手を変なムードに引き入れてしまう父。
これ、悪用厳禁なのでした(笑)。