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突然、眠りたくなった日

今日は、私が担当するお客さんが来社することになっていたのですが…。

昨日、残業して仕上げた仕事を別のお客さんに納品したところ、修正依頼がやって来ました。

これ、お客さん側の誤りによるものでした。

お客さんの来社時間前に、修正をかけなければなりません。

タイムリミットは、1時間後。

物凄い勢いで仕事をしていたところ、お客さんがやって来ました。

(あれ、おかしくないか?)

確か14時の約束が、13時に来社。

またしても、ボスが私に間違った時間を教えたのか?

肝心のボスは、不在。

急いで過去メールを探したところ、今回はお客さん側の勘違いであることが判明。

慌てた私は、すっとんきょうな表情でお客さんを迎えることに…。

「あの~、14時からのお約束では…」

すると、今度はお客さんが慌てて、事務所を出て行きました。

「お昼ご飯、食べて来ます!」

どっと、脂汗が出てきました。

急いで仕事に戻り、修正作業に追われます。

このお客さん、自分が間違っておきながら、どこが何ヵ所間違っていたかを、決して教えてくれることはありません。

誤った箇所の特定にも時間を要します。

ちょっと教えてくれれば、数十分で済むのですが…。

いつものこととは言え、腹が立ってきます。

私の前任者が、メンタル不調で退職したのも頷けます…。

このお客さん、昨日は、この仕事に必要なデータを私に送ることを失念。

催促して、数時間後にデータが到着。

おかげで、昨日は残業。

お客さんは、悪びれた様子もなく、いつもこんな調子です。

14時から、再びお客さんを迎え入れた私。

もう、疲労困憊。

間違った時間にやって来たせいか、今日はいつもと違って、マイルド対応のお客さん。

複雑怪奇な仕事の説明を受け、叫び出したい気分に…。

「あ~、昼寝したい!」

不幸は、重なるのでした…(笑)。

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